2022年時点で世界の45億9,000万人が利用しているSNS。最近では、コミュニケーションツールとしてだけでなく、SNSを集客や販売といったビジネス目的で活用する動きも増しています。
なかでも、TikTokはショート動画が特徴的な人気SNSです。
そんなTikTokを活用しデジタルマーケティング事業を担う株式会社BEEM。自社のTikTokアカウントがバズったことで、有名になりました。
ただ、実際にBEEMがどんな会社なのか、その詳細を知らない人も多いはず。
そこで、今回は株式会社BEEMがどのような会社なのか、その概要を事業内容や評判も交えて解説します。
株式会社BEEMとは?
株式会社BEEMは、TikTok運用サービス、人材紹介を中心に広告運用や動画制作などを行っている企業です。
株式会社BEEMの優れている点は、データ収集と分析に基づいて企画立案やコンテンツ制作を行っていることです。
決して勘や経験でなく、定量的要素から運用方針を決めるので、目標達成の確率が高く、運用中の改善や施策も具体的で納得できる内容になっています。
また、TikTok運用で重要となる動画コンテンツの制作も担っており、会社やブランドイメージにあわせて企画や撮影・キャスティングまで行ってくれます。
TikTokで大きく認知を拡大
TikTokの自社アカウントは50万フォロワーを獲得しており、社長と社員のユニークなダンス動画や面白コンテンツがバズったことで知名度が一気に上がりました。
自社のアカウントで実証したTikTokの運用ノウハウをもとに、質の高い運用サービスを提供しています。
社長「豊田優人」のプロフィール
株式会社BEEMと言えばTikTokですが、動画に登場する社員は1人1人が人気で、中でも社長の豊田優人さんはファンが多く、「社長が面白すぎる!」「こんな社長のもとで働きたい!」という声をたくさん見かけます。
「豊田社長って何者なの?」と気になっている方が多いので、簡単に経歴とプロフィールを紹介しておきますね。
名前 | 豊田優人 |
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生年月日 | 1994年6月10日 |
年齢 | 29歳 |
出身地 | 大阪府 |
経営する事業 | SNSマーケティング会社、人材紹介、飲食店舗など |
豊田社長は大阪府出身で現在29歳の若手経営者です。
行動力がとても高い印象があり、すでに高校時代から起業を目指していたそうです。もちろん全てが成功した訳ではないそうですが、さまざまなことに挑戦していくチャレンジ精神の高さが特徴的な人物ですね。
株式会社BEEMでは社長として経営手腕を発揮しながらも、社員からドッキリをかけられたりイジられていることから、良い意味で社長らしさがなく、親しみやすい印象が強い方です。
なお、下の記事では株式会社BEEMの豊田社長に、会社を創業する経緯から事業の進め方などを詳しくインタビューしているのでよければ参考にしてください。
株式会社BEEMの事業内容4つ
ここからは、株式会社BEEMが展開する4つの事業を紹介します。
TikTokの運用代行
株式会社BEEMのメインとなる事業は、TikTokの運用代行サービスです。
自社アカウントの運用によってバズり方を知っている会社で、最大の特徴は、膨大なデータに裏付けされたノウハウです。
データ収集したコンテンツをデータベース化し、一連の分析基盤を構築しており、目的に沿った最適な運用プランを提案してくれます。
“勘や経験“でなく、“統計やデータ“などの定量的要素から良質なコンテンツを定義しているため、一過性でなく再現性のあるバズを期待できます。
専門家の運用担当者が付き、事前調査から企画立案・動画撮影・コンテンツ制作・投稿代行までをまるっとお任せできるので、リソースが足りてない企業にもおすすめですよ。
さらに、プランによってはBEEMのメンバーキャスティングやコラボも可能で、フォロワー数が少なくても多くの注目を集められるでしょう。
TikTok運用代行サービスの成功事例
株式会社BEEMのTikTok運用代行サービスの成功事例を3つ紹介しておきますね。
こちらは、美容系アカウントの運用実績です。
サービス開始時は約1000だったフォロワー数が、8ヶ月間の運用で6000ほどまで増加しました。
また、100万再生を超える動画が7本あり、認知獲得に大きく貢献した例になります。
TikTokでは数本バズる動画があれば、多くの人に見てもらいやすくなるため認知を獲得しやすい特徴があり、美容系などのジャンルと相性が良いですね。
こちらは、人材派遣兼業アカウントの運用実績です。
自社でTikTok運用を行っていましたが、なかなかフォロワーが増えなかったり、目標の求人問い合わせが獲得できずに悩んでいたそうです。
サービス開始後はフォロワー数や再生回数が伸び、エントリー数と説明会への参加人数が増加しました。
こちらは店舗サービスアカウントの運用実績です。
集客よりもリクルート採用の獲得をメインとしてTikTokをスタートしました。徐々にフォロワー数が増えた影響で、7名の採用獲得に繋がりました。
写真やテキストだけでは仕事内容や職場の雰囲気が伝わりにくいですが、動画の場合は情報量が多いため「自分が働くイメージ」まで出来ますよね。
より詳しい実績やサービス内容が知りたい方は、以下のサイトよりご参照ください。
Web広告の運用代行
Google広告やTikTok広告などをはじめ、Web広告に必要な戦略設計から運用・改善までを専門チームが代行するサービスもあります。
目的や目標を明確にし、最適なキーワードやターゲットの選定から行ってくれます。運用代行の際には各分野に精通した専門チームがサポートしてくれます。
商品、会社と相性の良い媒体も提案してくれるので、「どの媒体で配信すればいいんだろう…」といった悩みも心配ありません。
また、Meta広告やTikTok広告のようにクリエイティブによる訴求が必要となる媒体の場合には、広告クリエイティブやインタラクティブ動画の制作もあわせて可能となっています。
動画制作+マーケティング支援
TikTokやInstagramなどのSNSに強みを持つ株式会社BEEMでは、動画の制作とマーケティング支援のサービスも提供しています。
SNSに特化した動画の制作・配信・分析・改善までを代行可能で、企業やブランドのイメージ・想いを動画としてしっかり表現してくれます。
動画は公式サイトや広告、自社SNSアカウントなどさまざまな用途で使用でき、会社の顔として使いやすいです。
ブランド構築や求人にも効果的なので、イメージを刷新したい会社などにおすすめなサービスですよ。
人材紹介事業
株式会社BEEMは人材紹介事業も展開しています。
新卒での就職を目指す学生や転職希望の方に対してサポートを行っており、担当者は元経営者、ベンチャー企業の役員、大手企業、公務員、大手スーツ店副店長と様々な経歴があり、求職者の方に相性が良いアドバイザーが担当してくれます。
しかも担当者はTikTokに実際に出演して、顔出しをしている方なので安心ですね。
4万件以上の求人の中から仕事を紹介し、書類の作成・添削、面接練習まで親身にサポートをしてくれるようですので、学歴や経歴に自信のない方もBEEMのサポートから就職をしています。
就活で悩んでいる方、転職で仕事を探している方は是非相談してみてください。
株式会社BEEMの基本情報
TikTokでブラック企業と自ら発信しているBEEMですが、「本当にブラック企業なの?」と気になっている方も多いでしょう。
そこで、ここからは次のトピック別に株式会社BEEMの基本情報を紹介します。
雇用形態
雇用形態は基本的に正社員雇用もしくは業務委託契約となっているようです。
元々の経験やスキルによって雇用形態は変わるようで、最初は業務委託契約で入社し、成果によって正社員になるパターンもあるのだとか。
勤務時間
勤務時間は9:00~18:00となっており、しっかりと8時間労働の規則を遵守しているようですね。
もちろん部署によっては異なる場合もあるそうですが、基本的には8時間労働とされています。
給料
気になる給料についてですが、BEEMのTikTokで「みんなの給料勝手に公開してみた」という動画がありました。
動画では、営業部長の石川さんと人気キャラのパク君の給与が公開されていました。
石川営業部長が74万円、パク君が53万円とかなり高い金額でしたので、BEEMに本当なのか問い合わせて尋ねたところ、「内訳はジョークですが、金額は本当です」と回答を頂いてます。
BEEMの給与は基本給+インセンティブの形態で、各事業でインセンティブが発生する条件などが明確に定められているようです。
かなり高い給与水準ですし、23歳のパク君が53万円ももらっているのには驚きました。
ザッとBEEMの基本情報を見たところ、決してブラック企業ではなく、あくまでジョークとして動画で発信されているんだなと分かりました。
株式会社BEEMで働きたいと考えている人が多い理由が理解できましたね。
株式会社BEEMの評判
最後に、株式会社BEEMの評判をいくつか紹介していきます。
BEEMのサービス利用を検討している人や就職したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
BEEMの動画に対する口コミです。動画の構成や見せ方が上手だと評価されています。
たしかに、BEEMの動画はどれも企業っぽさがなく、ビジネス感が無いのが特徴的ですよね。
いやらしさが一切ないため、純粋に受け入れやすく「次も見たい!」とワクワクするような動画作りになっています。
他にも整体師で有名な楽しんごさんがTikTokの運用を依頼しようか迷っていたり、面白いという声がたくさんありました。
一方で、TikTokの動画に対して「気持ち悪い」と評価する声もチラホラありました。
ダンスやユニークなコンテンツが多く企業らしからぬ動画を投稿しているためか、不快に感じてしまう人も中にはいるようです。
なお、次の記事では株式会社BEEMの評判について詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
まとめ
今回は、株式会社BEEMの会社概要を、事業内容や評判なども交えて解説しました。
TikTokサービスをメインとしたデジタルマーケティング会社で、他にも広告運用や動画コンテンツの制作なども行っています。
また、基本情報を見るとちゃんとしたホワイト企業であり、給与水準も高いことが分かりました。楽しくて職場環境がしっかりしているなら、ぜひとも入社してみたいですよね。
ネット上での声は動画が「面白い」という声が多数ありましたが、一方で「気持ち悪い」などの声も一定数あるようでした。
今後も株式会社BEEMに関する情報が入り次第、随時更新していきますのでお待ちください。