「TikTokの投稿はどれくらい再生されているんだろう?」
「1万回くらい再生されれば、バズったことになるのかな?」
2022年時点で世界の45億9,000万人が利用しているSNS。最近では、コミュニケーションツールとしてだけでなく、SNSを集客や販売といったビジネス目的で活用する動きも増しています。
なかでも、TikTokは初心者でも手軽に動画作成・投稿ができることから、多くのユーザーに利用されているSNSです。
しかし、動画の再生回数が伸びず、投稿のモチベーションが上がらない方もいるでしょう。
当記事では、TikTok投稿の平均再生回数を確認・計算方法も交えて解説します。TikTok投稿の視聴者を増やす方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、1人でTikTokの再生回数やフォロワー数を増やせるか不安な人は、BEEMの「TikTok運用サービス」をお試しください。
膨大なデータに裏付けされたバズりを生み出すノウハウをもとに、目的の実現に最適な運用プランを提案してもらえます。
「TikTokアカウントのフォロワー数48万人以上」という実績からも、株式会社BEEMなら効果的に成果へ直結するTikTok運用ができるといえます。
効率よく再生回数やフォロワー数を増やしたい人は、ぜひ一度お試しください。
TikTok動画の再生回数は平均350回
TiTokに投稿される1動画あたりの平均再生回数は、平均350回です。
動画は投稿後に一定ユーザーのおすすめに表示される仕組みとなっており、エンゲージメント率(いいね数やコメント数)によって評価されます。
高評価な動画は多くのユーザーのおすすめに表示されるため、平均以上の再生回数になるのです。
TikTokの運用サービスを提供する株式会社BEEMは、5万のアカウントを対象に平均再生時間を調査・分析した結果、金曜日の22時が最もバズりやすいタイミングであることがわかりました。
しかし、動画の投稿数が少なかったりエンゲージメント率が低かったりすると、平均再生回数から伸びない結果となります。
ただし、初心者でも1投稿目から再生回数が伸びる事例は多々あるので、あくまで原因の1つであると理解しておいてください。
一度動画を視聴すると再生回数としてカウントされる
TikTokでは、投稿した動画がバズると平均再生回数が1,000回以上になります。
基本的には動画の投稿を継続すると、再生回数は徐々に伸びていきます。
一般的に動画がバズるときは、投稿から12時間以内に再生回数が1,000回以上になるケースが多いです。
ただし、投稿から12時間を経過したとしても、動画のエンゲージメント率が上がればバズることもあります。
動画をバズらせたいときは、視聴するユーザーのニーズを理解して内容を工夫するようにしましょう。
他の動画をまたいで再視聴した場合も再生回数としてカウントされる
TikTokでは動画を視聴すると1カウントとなり、ほかの動画を一度視聴してから再度視聴すれば1カウントされます。
同じユーザーが動画を連続視聴したとしても、再生回数は1回のみカウントされます。
例えば1人のユーザーがAの動画を視聴し、次にBの動画を視聴してから再度Aに戻ると2回にカウントされるのです。
タイムライン上の動画も再生されると1回にカウントされるため、表示される回数が増えれば再生数は自然と増えていきます。
TikTok動画の再生回数を確認・計算する方法
ここからは、TikTok動画の再生回数を確認・計算する方法をそれぞれ解説します。
- 動画の再生回数を確認する方法
- 動画の平均再生回数を計算する方法
動画の再生回数を確認する方法
TikTokでは、ユーザーに視聴された再生回数を簡単に確認できます。
自分の動画の再生回数をチェックするときは、マイページに飛んでから投稿した動画の矢印横にある数字が再生回数です。
ほかのユーザーの再生回数をチェックするときは、ユーザーのプロフィールページに飛んで動画のサムネイル下の矢印横にある数字が再生回数です。
画面を上までスワイプすると、最新の再生回数に更新されるようになります。
動画の平均再生回数を計算する方法
TikTokに投稿した動画の平均再生回数は、それぞれの再生回数と投稿数によって算出できます。
例えば投稿した動画が3つあり、それぞれ100、200、300の再生回数だったとします。
合計再生回数は600なので、投稿数の3で割ると平均再生回数は200回になる計算です。
投稿数が多くなると平均再生回数を計算しづらいですが、全体の数値を理解したいときには便利です。
また、TikTokでは動画の再生回数が「K」や「M」の単位で表記されています。
1Kは1,000であり、1Mは100万を指しています。
もし投稿した動画に50Kが記載されていれば、50,000回視聴されたことになるのです。
いいね数やコメント数、共有数も同じ表記となっているため、理解しておくと良いでしょう。
TikTok動画の平均再生回数が伸びない8つの原因
TikTok動画の平均再生回数が伸びないときは、以下のような8つの原因が考えられます。
それでは順番に説明します。
原因1:ユーザーのおすすめ欄に表示されていない
TikTokでは、ユーザーのおすすめ欄に動画が表示されることで再生回数が伸びていきます。
基本的にTikTokは、動画の投稿時に約300人〜400人のユーザーにおすすめ表示されます。
そしてユーザーからのいいね数やコメント数が増えると、AIによって多くのユーザーにおすすめ表示される仕組みです。
しかし、動画の評価が低い場合、ユーザーのおすすめ欄に表示されず再生回数が伸びません。
そのため動画のエンゲージメント率をアップさせるためにも、ユーザーのニーズを把握して人気な企画やジャンル、楽曲、ハッシュタグでコンテンツを発信することが大切です。
ユーザーが観たいと思えるような動画を投稿すれば、おすすめ欄に表示される確率も高くなるでしょう。
原因2:検索結果に表示されない
TikTokを利用しているユーザーのなかには、おすすめ表示だけでなく検索をして動画を探しています。
検索機能を利用すれば目的の動画を表示できるため、ユーザーにとっても利便性が高いです。
しかし、自分の動画が検索結果に表示されなければ、ユーザーに視聴してもらえるチャンスを逃してしまいます。
検索結果に動画を表示させるには、特定のキーワードを説明文やハッシュタグに追加する必要があります。
投稿する動画と関連するキーワードを追加して、検索結果に表示されると平均再生回数は伸びていくでしょう。
原因3:サムネイルに興味を持たれていない
TikTokで動画の再生回数を伸ばすには、魅力的なサムネイルを設定することも大切です。
サムネイルに興味・関心を持たれなければ、検索結果からユーザーに視聴してもらえなくなります。
TikTokでは動画の投稿時に一部分をサムネイルに設定できるため、興味を持たれるようなシーンにすることをおすすめします。
動画の投稿後であっても、投稿一覧画面から「カバーを選ぶ」でサムネイルを変更可能です。
テキストを追加することもできるので、ユーザーに興味を持たれるサムネイルを設定しましょう。
原因4:適切なハッシュタグが付けられていない
投稿した動画にハッシュタグが付けられていなければ、検索結果に表示されることが少ないです。
ハッシュタグは、動画の投稿時に複数のキーワードを追加できます。
トレンドのハッシュタグを動画に追加すれば、より多くのユーザーに視聴してもらえる可能性が高いです。
ただし、投稿する動画と関連性のないハッシュタグを追加することはNGです。
すでにハッシュタグを追加していても再生回数が伸びないときは、内容を見直してみると良いでしょう。
原因5:OS・アプリがアップデートされていない
スマートフォンやパソコンのOSが古い場合、環境のバグが発生することもあります。
TikTokのアプリケーションは新しいアップデートを展開しているため、OSが古いとサポートの対象外になってしまいます。
スマートフォンやパソコンのOSをアップデートすれば、動画の再生回数が改善され流可能性が高いです。
デバイスによってOSのアップデート方法が少し異なるので、それぞれのやり方で実行してください。
また、TikTokのアップデートがされていないときは、こちらも最新の状態にしておきましょう。
原因6:アカウントがシャドウバンになっている
シャドウバンとは、TikTokの利用規約やコミュニティガイドラインに違反したことで一時的にサービスの利用が停止されている状態を指します。
例えば一度に複数の動画を投稿したり、不適切な動画を投稿したりするとシャドウバンの対象となります。
シャドウバンになったアカウントの動画は、ユーザーのおすすめ欄に表示されず再生回数が増えません。
原因となっている動画を削除すれば、しばらく時間を置くと運営側からシャドウバンを解除してもらえるようになります。
再生回数が伸びないときは、アカウントがシャドウバンになっていないか一度チェックしてみましょう。
原因7:アプリの不具合が発生している
TikTokのアプリケーションが不具合を起こしていると、一時的に動画が再生されません。
これまでTikTokの不具合が発生したケースは少ないですが、タイミングによっては原因の1つとして考えられます。
また、Apple StoreやGoogle Playのバグが発生していた場合、アプリのインストール時に何らかの問題が発生する可能性も高いです。
アプリの不具合が発生しているときは、TikTok公式サイトの情報やインターネットニュースをチェックして改善策を見つけてください。
原因8:不適切な内容の動画を投稿している
TikTokの運営側から不適切な動画であると判断されると、ユーザーから通報されて再生回数が伸びないこともあります。
例えばマルチ商法や暴力、性的な内容のコンテンツはコミュニティガイドラインに違反しているため、投稿を制限されています。
知らずに動画を投稿してしまうと、アカウント自体が停止処分になる可能性も高いです。
TikTokには18歳未満のユーザーも多く存在するため、投稿内容に問題がないか事前に確認しておく必要があります。
動画の平均再生回数が伸びないときは、投稿内容に問題がないか再度チェックしましょう。
TikTok動画の平均再生回数を伸ばす5つの方法
TikTok動画の平均再生回数を伸ばすには、以下のような5つの方法があります。
それでは詳しく解説します。
方法1:動画内容を分析する
TikTokに 投稿した動画は、いいね数やコメント数、共有数などの数値を分析できます。
動画によってユーザーからの反応率は異なるため、数値をチェックすれば課題や解決策を見つけて平均再生回数を伸ばせられます。
ハッシュタグ検索による流入数も分析できるので、動画がどれくらい検索結果に表示されているのか把握することが可能です。
動画を分析するときは、TikTokのホーム画面から右上のメニューを選択して「クリエイターツール」、「インサイト」からチェックできます。
平均再生回数が伸びない原因を特定して対策方法を考えるためにも、動画内容を分析しましょう。
方法2:トレンドを把握する
TikTokの平均再生回数を伸ばすには、現在のトレンドを把握して動画に反映させることも大切です。
TikTokには「トレンド」というタブがあり、どんな動画が流行っているのかチェックできます。
トレンドの企画やハッシュタグ、BGMなどを動画に反映すれば、ユーザーのおすすめに乗りやすくなって平均再生回数が伸びていきます。
トレンドは常に変化しているため、新しいものを積極的に取り入れるようにしましょう。
方法3:ハッシュタグを活用する
動画にハッシュタグを追加することで、検索ユーザーからの流入を見込めるようになります。
投稿される動画と関連性のあるハッシュタグを追加すれば、ユーザーの検索結果に表示されて再生回数が伸びていきます。
ただし、トレンドのハッシュタグを追加したとしても、動画内容との関連性が低いと高い効果を期待できません。
動画を作成する前にトレンドのハッシュタグをチェックしておけば、関連性の高いコンテンツをユーザーに届けられるようになります。
ハッシュタグを活用するときは、1つの動画に対して5つ程度を追加しておくと良いでしょう。
方法4:プロモートを利用する
TikTokでは、再生回数を伸ばすための方法として「プロモート」機能が用意されています。
プロモート機能とは、広告を配信するための公式ツールです。
プロモート機能を使用すれば、ユーザーのおすすめやタイムラインに動画が表示されるようになります。
設定画面からターゲットを設定することもできるため、動画の再生回数アップだけでなくフォロワー獲得にもつながります。
プロモート機能は、アプリ内にあるコインを購入することで利用可能です。
1コインの金額は約1.85円となっており、1日350コインから購入できます。
18歳以上の方が使用できる機能であり、いくつかの規約に同意しなくてはいけません。
予算や配信期間から稼げる再生回数の見積もりをチェックすることもできるため、うまくプロモート機能を利用するようにしましょう。
方法5:TikTok運用代行会社を利用する
手間をかけずに動画の再生回数を伸ばしたいときは、TikTokの運用代行会社を利用しましょう。
TikTokの運用代行会社では、経験やノウハウをもとに動画の再生回数を伸ばす対策を行ってくれます。
打ち合わせからクライアントが求める成果につなげる方法を提案してくれるため、効率良く動画の再生回数を伸ばせます。
投稿された動画や競合の分析結果を共有してもらうこともでき、どのような改善が必要なのか提案してくれる点も魅力です。
TikTokの運用代行会社の料金体系には月額報酬型と成果報酬型があり、予算に合わせた料金プランを相談可能です。
ただし、TikTokの運用代行会社への依頼には費用がかかるため、ある程度の予算確保は必要です。
手間をかけずに動画の平均再生回数を伸ばしたいなら、TikTokの運用代行会社への依頼を検討しましょう。
なお、いくつかある運用代行会社のなかでも効果的に再生回数の増加を目指すなら、株式会社BEEMの「 TikTok運用サービス 」がおすすめです。
株式会社BEEMは、自社運営のTikTokアカウントで48万人以上のフォロワー数を獲得するマーケティング会社です。
そんな株式会社BEEMが提供する「 TikTok運用サービス 」最大の特徴は膨大なデータに裏付けされたバズりを生み出すノウハウです。
データ収集したコンテンツをデータベース化し、一連の分析基盤を構築しており、目的に沿った最適な運用プランを提案してくれます。
“勘や経験“でなく、“統計やデータ“などの定量的要素から良質なコンテンツを定義しているため、一過性でなく再現性のある再生回数の向上が期待できます。
専門家の運用担当者が付き、事前調査から企画立案・動画撮影・コンテンツ制作・投稿代行までをまるっとお任せできるので、リソースが足りてない企業にもおすすめです。
プランによってはBEEMのメンバーキャスティングやコラボも可能で、フォロワー数が少ないアカウントでも多くの注目を集められるでしょう。
効率的にTikTokの再生回数を増やしたい人は、どんなサポートをしてくれるのか、一度相談してみると良いですよ。
TikTok動画の再生回数に関するよくある質問
最後に、TikTok動画の再生回数に関するよくある質問へまとめて回答します。
- Q1:自分で再生回数はふやせる?
- Q2:動画の再生回数が100以上いかない理由は?
- Q3:再生回数が伸びるジャンルは存在する?
Q1:自分で再生回数はふやせる?
プロモート機能を利用すれば、ほかのユーザーのおすすめやタイムラインに動画が表示されるので再生回数を増やせます。
ほかにも自分でアカウントを複数作成すれば、再生回数を増やせますが利用規約に違反する恐れがあります。
また、1人のユーザーが動画を複数回視聴することで、再生回数を増やすことが可能です。
基本的には自然な流れで動画の再生回数を増やすことが推奨されているため、クオリティを向上させてユーザーのニーズに応えられるコンテンツを提供するようにしましょう。
Q2:動画の再生回数が100以上いかない理由は?
動画の再生回数が伸びないときは、エンゲージメント率の低さが原因となっています。
動画全体の数値が伸びれば、多くのユーザーのおすすめに表示されて再生回数が増えていきます。
エンゲージメント率を高くするには、動画の共感性や面白さ、トレンドなどを考えて制作することが大切です。
投稿したばかりのときは再生回数が伸びづらいため、少しの間待ちながら様子を見ましょう。
Q3:再生回数が伸びるジャンルは存在する?
TikTokでは、教育やグルメ、ダンス、ファッション、ゲーム、あるあるネタなどのジャンルは再生回数が伸びやすいです。
こちらのジャンルはユーザーが知りたいと思う情報であるため、いいねやコメントがされやすくなっています。
ただし、複数のジャンルで動画を投稿すると統一性がなくなるので、なるべく絞ることが大切です。
TikTokでは複数のアカウントを所有できることから、人気ジャンルを統一して投稿することも可能です。
再生回数が伸びるジャンルを意識しながら、動画の作成を行なってみましょう。
まとめ
今回は、TikTok動画の平均再生回数から視聴者を増やす方法まで詳しく解説しました。
一般的にTiTokの平均再生回数は350回程度ですが、動画のエンゲージメント率を高めれば通常よりも多くの再生回数を期待できます。
もし平均再生回数が伸びないときは、ユーザーのおすすめ欄に表示されていないことや検索結果に表示されていない、サムネイルに興味を持たれていないといった原因が考えられます。
場合によってはアカウントが利用規約違反になっていることもあるので、一度チェックしてください。
まずは投稿した動画内容を分析しながら、トレンドを意識して動画のクオリティを上げていくようにしましょう。