集客に適したSNSはどれ?運用方法や効果も紹介

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昨今SNSを使った集客が注目を集めています。

しかし、SNSをいきなりビジネス目的で使おうにも、

「本当にSNSから集客できるの?」
「どのSNSを使えばいいんだろう?」
「何から始めればいいのわからない…」

などといった疑問や悩みを感じている人は多くいますよね。

SNSから集客できるイメージが湧かないことには、何から始めればいいかもわかりません。

そこで、今回はSNSを使って集客する方法を、媒体それぞれの特徴も交えて紹介します。

また、実際に集客に成功しているSNSアカウントの事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

SNSで集客効果が見込める3つの理由

SNSが集客に適しているのか疑問を感じている人に向け、まずはじめにSNSで集客効果が見込める下記3つの理由を解説します。

SNSで集客効果が見込める3つの理由
  • 幅広い年齢層が利用している
  • 購買行動や来店に繋がりやすい
  • 集客用の機能が充実している

それぞれ詳しく解説しますね。

幅広い年齢層が利用している

幅広い年齢層が利用しているSNSは、集客効果が見込める媒体といえます。

SNSの利用者数は2021年末時点で8,149万人にも及び、今後も増加していく見込みです。(※1)

また、次の画像からもわかるように、SNSは10代~60代の幅広い年齢層に利用されています。

上記から、SNSは利用者が多いだけでなく、幅広い年齢層が活用しているのです。

そのため、SNSは利用者も多く、幅広いユーザー層に利用されていることから、集客効果が見込めるといえます。

購買行動や来店に繋がりやすい

SNSを使った集客はユーザーの購買行動や来店に繋がりやすいため、集客効果が見込めるといえます。

下記のデータは、SNSの情報をキッカケに商品購入まで至った率を示しています。

上のデータから見て取れるように、どのSNS媒体でも半数以上もの人たちが商品の購入に至っているのです。

また、下記のデータはSNSの情報をキッカケに来店まで至った率を表しています。

こちらも、多くのユーザーがSNSから来店に繋がっているとわかりますよね。

どれだけ多くのユーザーへ広告を発信しても、購買行動や来店に繋がらなければ集客できてるとはいえません。

その点、SNSは上記のデータからわかるように、ユーザーのアクションまで繋げられているので、集客効果が見込めるといえます。

集客用の機能が充実している

SNSは集客用の機能が充実している点においても、集客効果が見込めるといえます。

SNSは、ただ情報発信ができるだけでなく、下記のような機能が揃っているのです。

  • ユーザーとのコミュニケーション機能
  • 情報の拡散機能
  • 商品・サービスへの訴求機能
  • ユーザーの分析機能

中でも、ユーザーとコミュニケーションを取る機能が充実している点は、集客において大きな利点です。

集客目的で使われる他媒体のテレビや雑誌などでは、情報の発信はできますがユーザーからの声を拾いにくく、ユーザーとのやり取りが一方通行となります。

しかし、SNSではこちらが投稿した内容に対してユーザーは自由にコメントできるため、双方向のコミュニケーションが成り立ちます。

加えて、対多数にだけでなく対個人に対しても発信できるため、ユーザーとの信頼関係が構築しやすいです。

上記により、ユーザーとの継続的な付き合いが可能となるため、顧客育成がしやすくなっています。

そのため、SNSは高い集客効果が見込めるのです。

SNS集客のメリット・デメリット

ここでは、SNS集客のメリット・デメリットを解説します。

SNS集客には利点もありますが、それと同時にリスクも存在するのです。

あらかじめメリットとデメリットを理解しておくことにより、リスクを抑えSNSの利点を活かせますよ。

メリット

SNSで集客するメリットは下記のとおりです。

SNS集客のメリット
  • 集客費を安く抑えられる
  • 拡散力に優れている
  • 幅広いユーザー層にアプローチできる
  • 顧客育成がしやすい

SNSは基本無料で利用できる上、SNS内に広告を出す際も安価から始められるため、集客にかかる費用を安く抑えられます。

また、SNSは拡散力に優れているのも大きな利点です。

SNSには、ほとんどの媒体にユーザー同士で情報を共有する機能が付いています。

そのため、1度の投稿で非常に多くのユーザーへ情報を届けることが可能なのです。

加えて、先述したように利用者の年齢層が広いため、幅広いユーザーへのアプローチが可能となっています。

ユーザーとのコミュニケーションが取りやすいことも相まり、多くのユーザーを優良顧客へと育成できますよ。

デメリット

SNSで集客するデメリットは下記のとおりです。

SNS集客のデメリット
  • 運用コストがかかる
  • 炎上するリスクがある

SNSは集客に適していますが、成果を出すまでには時間と労力がかかってくるため、SNSを運用するのにコストを割かなければなりません。

SNSは常に新しい情報が発信されているため、ユーザーから認知してもらうには更新ペースを高める必要があります。

1日に1回か2日に1回ペースでなければ、運用当初はフォロワー数も少ないためリーチされません。

加えて、SNSには炎上するリスクもあります。

ユーザーから不適切な発言と判断されれば、一気に炎上してしまい企業イメージを大きく損なう可能性があるのです。

そのため、投稿内容には細心の注意が必要となり、初めの頃は負担も大きいでしょう。

上記のように、SNS集客にはコストがかかり、炎上するリスクもある点はデメリットといえます。

次の記事では、SNS集客におけるメリット・デメリットを更に詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

集客に使えるSNSとは?

SNSといっても、種類は様々ありますよね。

SNSごとに特徴があり、得意なこともあれば苦手なこともあるのです。

そのため、一言で「○○は集客効果が出やすいSNSです」とは断言できません。

新規顧客を増やしたいのかリピーターを増やしたいのか、認知を拡大させたいのかなど、優先する目的や想定顧客に応じて自身に適したSNSは異なります。

重要なのは、SNSごとの特徴を理解し、目的に合ったSNSを選ぶことです。

そこで、ここでは代表的な6つのSNSを解説します。

SNSMAU数得意なこと苦手なこと
Twitter4.500万人・情報の拡散
・リアルタイムな情報発信
・ユーザーとのコミュニケーション
・情報量の多い投稿
Instagram3.300万人・ブランディング
・若い女性へのアプローチ
・商品・サービスへの訴求
・情報の拡散
・toB、法人に向けた集客
LINE9.200万人・顧客育成
・店舗との連動
・幅広いユーザーへのアプローチ
・情報の拡散
YouTube6.500万人・自分へのブランディング
・インフルエンサーを起用したマーケティング
・商品・サービスへの訴求
・低コストでの運用
TikTok950万人・若年層へのアプローチ
・情報の拡散
・ユーザーのターゲティング
・商品・サービスへの訴求
Facebook2.600万人・精度の高いターゲティング
・商品・サービスへの訴求
・toB、法人に向けた集客
・若年層へのアプローチ
・情報の拡散

以降で、各SNSの詳しい特徴を解説しますね。

Twitter(ツイッター)

出典元:Twitterについて

Twitterは投稿文の文字数が140文字と制限されており、投稿内容に具体性が欠けるため、ユーザーから信憑性が薄い印象を持たれがちです。

そのため、ユーザーから誤解されることもあり、炎上リスクもあります。

しかし、拡散力に優れているSNSでもあるのです。

気に入った情報を他者と共有する『リツイート機能』により、ユーザーからユーザーへと情報が拡散されます。

多くの人からリツイートされた投稿は、トレンド欄に掲載されたりおすすめのツイートとして掲載されるので、さらに多くのユーザーへと拡散されます。

加えて、『コメント機能』や他者の投稿にコメントをつけて投稿する『引用ツイート機能』によってユーザーとのコミュニケーションも取りやすいです。

上記の機能により、ユーザーとの関係性が築きやすく、見込み顧客を育成しやすいのが特徴となります。

また、最新性の高いタイムリーな情報は優先的に表示されるため、イベントの告知や新商品の紹介など、リアルタイムな情報発信に優れているのです。

したがって、Twitterは新規顧客を増やしたい、顧客育成がしたい人に適した媒体といえます。

Instagram(インスタグラム)

Instagramは画像や動画がメインとなる媒体なため、ユーザーの目を引くようなクリエイティブで質の高い投稿でなければ閲覧数が伸びにくい媒体です。

さらに、他者と情報を共有する機能が付いておらず、投稿内容はフォロワーにしか届かないため、拡散力が弱い側面もあります。

しかし、10代~20代の利用者数が多く、特に女性利用者が多い媒体なため、若い女性へのアプローチに適している強みもあるのです。

加えて、投稿内容が画像や動画となる性質上、視覚への直接的なアプローチに優れています。

そのため、商品やサービスのイメージを伝えたり、自社ブランディングしやすいのが強みです。

また、『ショッピング機能』を利用すれば、アプリ内で商品の宣伝から購入まで完結できます。

出典元:@nitori_official

購入サイトや自社サイトへ誘導してる間にユーザーが離れてしまうのを防げるため、訴求力が高くなっています。

上記から、Instagramは商品への訴求力を高めたい人に適した媒体です。

LINE(ライン)

LINEは、メッセージ機能としての側面が強い一方、ユーザー間での情報共有には適しておらず、拡散力が弱い媒体です。

しかし、アカウントを友だち登録してもらうことで、ユーザー個人に対してのアプローチが可能となるため、顧客育成には優れています。

ユーザーの状況に合わせて、クーポンやキャンペーン情報を発信することで、継続的なサービスの利用を促すことも可能です。

加えて、LINE利用者の年齢層は幅広く、若年層から高齢者層まで利用しているため、様々なタイプのユーザーをターゲティングできる強みもあります。

また、LINE上でショップカードの発行や予約の受付も可能となっているため、店舗と連動させやすいです。

出典元:ビープラス

『自動応答機能』により、ユーザーのよくある質問に対して事前に回答内容を用意しておくことで、業務負担の軽減にもつながります。

そのため、LINEはリピーターを増やした人、SNSと店舗を連動させて集客したい人に適した媒体です。

Youtube(ユーチューブ)

YouTubeで商品を販売するためには動画から販売サイトへの誘導が必要となり、購入に至るまでの工程がかかるので、動画だけでの訴求力は低いです。

加えて、ユーザーから支持されるような質の高い動画を作るには、機材の準備から動画の編集と金銭的・時間的なコストがかかってきます。

一方、動画によって視覚・聴覚へのアプローチができるので、商品やサービスのイメージを伝えるのに優れている側面もあります。

ユーザーへの影響力が強いインフルエンサーを起用した、インフルエンサーマーケティングが活発なのも特徴です。

注目度の高いインフルエンサーから自社商品を紹介してもらうことにより、認知度拡大から販売促進まで幅広くアプローチできます。

また、自分が動画に出て直接話すことによって、ユーザーとの距離も近くなり、親近感が沸きやすいです。

自分の考えや活動内容を伝えることによって、ブランディングにもなり、ユーザーのファン化を促せます。

上記により、YouTubeは自社ブランディングをしたい人に適した媒体です。

TikTok(ティックトック)

出典元:Tiktok logo / Air

TikTokは商品やサービスへの訴求がしにくい側面があります。

TikTok上で直接割引クーポンの配信や商品購入へと促すのは向いておらず、別コンテンツに誘導してから購買へと促す必要があるため、TikTok単体での訴求力は低いです。

更に、10代が利用者の中心ということもあり、コメント欄が荒れやすく、炎上するリスクも他SNSより高くなっています。

しかし、10代の利用者が多いため、若年層へのアプローチに適した媒体です。

また、拡散力に優れており、仕組み上フォロワー数が0であったとしてもユーザーのおすすめ欄に表示されるため、閲覧数が伸びやすい利点もあります。

加えて、TikTokにはAIによる学習機能が付いており、ユーザーの閲覧状況を元に関連性が高いと判断された動画は優先的に表示される仕組みとなっているのです。

このAIによる学習機能が優秀で、ターゲットに適した動画を作成すれば、自動的に最適なユーザーへ動画を届けてくれます。

そのため、TikTokは若年層への認知度を拡大したい人に適した媒体です。

Facebook(フェイスブック)

Facebookは若年層の利用率が低いため、10代~20代の人たちを集客するのには適さない媒体です。

更に、実名での登録制となっているため、リアルで繋がりのある人たちにしかアカウントを公開していない人も多く、情報が拡散されにくい側面もあります。

一方で、実名での登録により、情報の信用度は高いです。

年齢や居住地などの入力情報にも正確性が求められるので、ビジネスの場においても十分利用できます。

そのため、toB・法人に向けてアプローチしても信用度が高く、集客可能です。

また、入力情報の正確性を利用し、ユーザーの情報を元にした制度の高いターゲティングが可能となります。

加えて、『ショッピング機能』によりカタログ風に商品を紹介でき、アプリ内で商品の購入が可能です。

出典元:@g.u.japan

Instagramでも先述したように、自社サイトへ誘導する手間がかからないため、ユーザーの購買意欲が高まったタイミングを逃さずに訴求できます。

上記により、FacebookはtoB・法人をターゲットとしている人、商品を訴求したい人に適したSNS媒体です。

SNSの集客方法【簡単6STEP】

ここからは、SNSの集客方法を下記の6STEPで解説します。

STEP
活用するSNSを決める
STEP
具体的な集客目標を定める
STEP
アカウントのコンセプトを明確にする
STEP
想定顧客を具現化する
STEP
投稿内容を決める
STEP
投稿頻度・時間帯を定める

STEP1:活用するSNSを決める

まずは、活用するSNSを決めましょう。

先述したとおり、SNSにはそれぞれ特徴があるため、目的に適したSNSを決める必要があります。

次のように、SNSで集客する目的はさまざまです。

  • 新規顧客を増やしたい
  • リピーターを増やしたい
  • 認知を拡大させたい

例えば、新規顧客を増やしたいなら、フォロワー以外のユーザーにリーチできる拡散力に優れたTwitterの活用がおすすめです。

効率的な集客をするためにも、最適なSNSを選びましょう。

STEP2:具体的な集客目標を定める

活用するSNSが決まったら、次に具体的な集客目標を定めましょう。

目標の具体化を行わなければ、目的達成への道筋がわからない上に今するべきことも曖昧なまま運用することになります。

認知度の拡大が目的であれば、次のようなリーチ数やいいね数、シェア率を数値として定めます。

  • リーチ数:200
  • いいね数:100
  • シェア率:40%

認知度を拡大するためにはより多くの人へリーチする必要があり、リーチした先でのユーザーのアクションも重要となってくるからです。

上記の数値としては、200人へリーチして最終的に80人からシェアされることで認知度の向上を目指す目標となっています。

目的に対して適切な数値を設定することで、目的達成に向けての方向性がわかるのです。

また、目的に対しての現在位置も計りやすくなるため、現状の問題点や改善点が見つけやすくなりますよ。

そのため、集客目標を定めることは、目的を達成するために必要なのです。

STEP3:アカウントのコンセプトを明確にする

出典元:@nitori_official

具体的な集客目標を定めたら、アカウントのコンセプトを明確にしましょう。

コンセプトとは、アカウントの世界観や発信する情報のことです。

コンセプトが曖昧なままSNS運用を始めても、アカウントに統一感が生まれず企業イメージが伝わらないため、集客になりません。

そのため、アカウントに統一感を持たせ、企業イメージを伝えるためにもコンセプトは事前に決めておく必要があります。

コンセプトを決めるためには「ユーザーからどんな企業だと認知されたいのか」を考えるといいですよ。

上記を決めることで、どのような情報を提供すれば求めるイメージになるのかが考えられ、コンセプトを決められます。

また、コンセプトをもとに、プロフィール欄へどんな投稿を発信するアカウントなのかを記載しておくと、ユーザーにもコンセプトが伝わりやすいですよ。

STEP4:想定顧客を具現化する

アカウントのコンセプトが明確にできたら、想定顧客を具体化しましょう。

想定顧客が不明確では、いくら投稿をしたところで狙ったユーザーを集客できないため、売り上げにつながりません。

例えば、20代女性に向けた服を販売しているアパレル業者が、シニア向けの服ばかり投稿していても20代女性は集客されないので、売り上げに繋がりませんよね。

そのため、想定顧客を具体化することで、売り上げに繋がるユーザーを狙って集客する必要があるのです。

想定顧客を具体化するには、商品やサービスを提供する架空の人物像を定めるペルソナ設定が重要となります。

ペルソナで設定する項目は下記の7つです。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 住所と職場
  • 趣味
  • 悩み
  • 欲求

上記を設定することで、より想定顧客に適した投稿ができるため、売り上げに繋がるユーザーを集客できます。

STEP5:投稿内容を決める

想定顧客の具体化ができたら、投稿内容を決めましょう。

STEP4で設定したペルソナをもとに、想定読者により刺さる内容を考えましょう。

また、投稿内容はユーザーからの共感を得やすいように、商品の広告ばかりでなく、ユーザーの興味・感心を引く内容も必要となります。

なぜなら、ユーザーからの共感を得ることで、拡散してもらえる可能性があるからです。

下記のTwitterアカウントでは、商品紹介の合間に日常で感じたことなどをツイートしており、ユーザーも共感の持てるツイートが楽しみでアカウントをフォローしています。

出典元:@SHARP_JP

上記のように、多くのユーザーが投稿を拡散しており、企業の認知度向上に繋がっているのです。

そのため、投稿内容は硬くなりすぎず、想定読者が興味を持てる内容がいいですよ。

STEP6:投稿頻度・時間帯を定める

最後に、投稿頻度と時間帯を定めましょう。

投稿頻度と時間帯によって、ユーザーへのリーチ数と閲覧数が大きく変わってきます。

SNSの運用を開始した当初は、フォロワー数も少なく認知もされていないため、投稿頻度を高めに設定するといいですよ。

例えば、1日に1回や2日に1回ペースで投稿すると、リーチ数も高まり、認知度向上に繋がります。

また、ユーザーの利用率が高い時間帯を狙って投稿すると閲覧数の向上が期待できます。

各SNSの利用率が高い時間帯は下記のとおりです。

SNS名利用率の高い時間帯
Twitter11時~15時
Instagram17時~22時
LINE16時〜22時
YouTube19時~21時
TikTok15時~18時
Facebook19時~22時

上記を踏まえて、投稿時間を決めてください。

SNS集客の成功事例

ここまでの解説を読んだ人の中には、

「集客方法はわかったけど、うまくいくイメージが湧かない…」

と思っている人もいるはず。

そこで、ここからはSNS集客に成功している下記3つのアカウントを紹介します。

Twitterd集客の成功事例(花王)

出典元:@KaoKurashiCP_jp

こちらは、大手日用品メーカーである『花王』のTwitterアカウントです。

こちらのアカウントでは、キャンペーン情報の告知をメインに行っています。

花王は、定期的にキャンペーン企画を開催し、Twitterで呼びかけることでユーザーの定期的な商品利用を促しているのです。

同時に、新規顧客への認知度拡大が目的でもあります。

以前、アカウントをフォローしてリツイートしてくれたユーザー100名に景品が当たるキャンペーンを実施していました。

結果的に、1.8万件以上ものリツイート数を獲得し、多くのユーザーが花王の商品を知るキッカケとなりました。

この結果の要因は、リツイートする投稿が多いほど当選確率が上がる仕組みを作り、多くのユーザーがリツイートするように促したことです。

上記のように、Twitterの強みであるリアルタイムな情報提供と拡散性を用いて、集客に成功しているアカウントとなります。

Instagram集客の成功事例(ダイソー)

出典元:@daiso_official

こちらは、100円ショップである『ダイソー』のInstagramアカウントです。

ダイソーはInstagramの強みである視覚への直接的なアプローチによって、商品のイメージを伝えるのに優れたアカウントです。

出典元:@daiso_official

上記のように、商品を使用している画像とわかりやすい商品の紹介文を入れることで、一目でどういった商品なのかユーザーへ伝える工夫がされています。

また、ショッピング機能も活用しており、実際に店舗まで足を運ばなくても商品の購入ができるようになっているのです。

そのため、ユーザーの購買意欲が高まったタイミングを逃さない、高い訴求力を誇っています。

YouTube集客の成功事例(タカラトミー)

こちらは、大手おもちゃ会社である『タカラトミー』のYouTubeアカウントです。

こちらは、新商品や遊び方の紹介をしているアカウントのですが、出演者が実際に楽しく遊ぶ姿を見せることで、商品購入後のイメージを伝えています。

また、想定顧客である子供の興味を引くため、商品に合わせたキャラクターに紹介させる工夫がなされているのです。

加えて、商品の紹介時には、ひらがなで字幕を入れるなど、子供に対する配慮が見られます。

さらに、子供から高い人気を得ている芸人さんを起用したインフルエンサーマーケティングも積極的に行っているのです。

想定顧客に適した集客を行っているアカウントとなります。

下記の記事では、SNS集客の成功事例を他にも解説しているので、合わせて参考にしてください。

SNSで集客する際の注意点

SNS集客は適切に運用することで、高い集客効果が得られます。

しかし、ユーザーとのコミュニケーションを疎かにしていると、集客は上手くいかないため注意してください。

例えばユーザーからのコメントに返信しなかったりすると、ユーザーとの関係が築けず、サービスの継続的な利用へと発展しません。

また、ユーザーからの印象が悪くなるため、誤解を招く恐れもあります。

ユーザーとの関係性が悪くなってしまうと、集客に繋がらないだけでなく、最悪の場合炎上を引き起こすキッカケにもなるのです。

一度イメージが悪くなってしまうと、これまで苦労して集客してきたユーザーが一気に離れてしまう可能性もあります。

そのため、ユーザーとのコミュニケーションを欠かさず、良好な関係を築く必要があるのです。

次の記事では、SNS集客ができない理由を解説しているので、合わせてご覧ください。

SNS集客に関するFAQ

最後に、SNS集客に対してよくある質問として下記に答えていきます。

個人アカウントでも集客できる?

個人アカウントからでも集客することは可能です。実際に個人でSNSを使って、集客に成功しているアカウントはたくさんあります。個人アカウントで集客する場合も、今回解説してきた内容を活かしてもらえれば集客できますよ。

企業へ集客するのか、自分自身に集客するのかの違いだけです。どちらの場合も、目的に適したSNSを活用し、SNSの強みを活かす集客を行いましょう。下記の記事では、個人アカウントでSNS集客するポイントと成功事例を解説しているので、参考にしてください。

どのSNSを使って集客すればいいの?

集客に使うSNSは、SNSの特徴をふまえて想定顧客や投稿内容に適したモノを活用しましょう。SNSの特徴は次のとおりです。

SNS名特徴
Twitter・拡散力に優れている
・リアルタイムの情報発信に適している
Instagram・若い女性の利用者が多い
・画像による視覚へのアプローチに優れてる
LINE・幅広いユーザー層が利用している
・顧客育成に優れている
YouTube・ブランディングに優れている
・動画による商品・サービスのイメージを伝えるのに優れている
TikTok・10代の利用者が多い
・ターゲティングに優れている
Facebook・30代~40代の利用者が多い
・toB、法人への集客に適している

例えば、若い女性に向けた服を販売しているアパレル業者の場合は、Instagramを使った集客が適しているといえます。なぜなら、若い女性の利用者も多く、画像によるアプローチで試着後のイメージも伝えやすいからです。

上記のように、SNSの特徴を踏まえ、想定顧客と投稿内容に適したSNSを選ぶことにより、高い集客効果が見込めますよ。

まとめ

今回は、SNSが集客に適している理由から各SNSごとの特徴を解説しました。

それぞれのSNSには、得意なこともあれば、苦手なこともありましたよね。

どのSNSが集客に適していると断定することはできません。

重要なのは、自身の目的に合わせたSNSを活用し、SNSそれぞれの強みを生かした集客をすることです。

実際にSNSを使って集客する際には、次のSTEPにそって始めるといいですよ。

STEP
活用するSNSを決める
STEP
具体的な集客目標を定める
STEP
アカウントのコンセプトを明確にする
STEP
想定顧客を具現化する
STEP
投稿内容を決める
STEP
投稿頻度・時間帯を定める

上記に沿って始めることにより、高い集客効果が期待できます。

是非、実践してみてください。

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