「SNSでの集客がうまくいかない…」
「SNSから集客できない要因を知りたい!」
SNSを使って集客しているものの、なかなか成果が上がらず悩んでいる人は多くいますよね。
このまま運用を続けていても集客の成果が出なければ、時間と労力ばかりが失われ、集客はもちろん売り上げにも上がりません。
しかし、いくつかポイントを押さえるだけでSNSアカウントの集客力は劇的に向上します。
今回は、SNSから集客できない5つの理由を、SNS集客に失敗した実例も交えて解説します。
また、SNS集客を成功させる5つのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、次の記事ではSNSから集客する方法を、実際に見込める集客効果も交え詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
SNSから集客できない5つの理由
主に、SNSから集客できない理由は下記の5つです。
それぞれ詳しく解説していきますね。
アカウントのコンセプトが曖昧
アカウントのコンセプトが曖昧では、SNSからの集客はうまくいきません。
ここでいうコンセプトとは、アカウントの世界観のことです。
本来アカウントのコンセプトには、どんな企業なのかを伝える役目があります。
しかし、コンセプトが曖昧だとユーザーに企業イメージが伝わらないため、集客に繋がりません。
若い男性がメインターゲットであるファッションブランドなのに、スーツの紹介やファッ 企業イメージが伝わらなければ、ユーザーも何が得られるのかわからないため、集客でションとは関係ない投稿をしていては、企業イメージが伝わりませんよね。 きないのです。
適切な媒体を活用していない
適切な媒体を活用していないのも、SNSから集客できない理由として挙げられます。
SNSにはそれぞれ特徴があるため、アプローチ方法によっては向き不向きがあるのです。
例えばTwitterの場合、文面による投稿がメインとなるため、商品のイメージを伝える際には適していません。
商品イメージを伝えるには、写真や動画による投稿がメインとなるInstagramの活用が適しています。
以上のことから、適切な媒体を活用していない場合、集客効果は見込めません。
集客までの導線が作れていない
集客までの導線が作れていなければ、SNSから集客することはできません。
集客までの導線とは、あなたの投稿を見たユーザーが購買まで至る経路のことです。
導線の例としては、公式サイトや商品購入ページへ誘導したりします。
上記のような導線が引けていない状態で集客しても、せっかく集めたユーザーをみすみす逃してしまう結果となります。
SNSを使い認知度を高めても、そこから購買に至るまでの経路が考えられていなければ集客にはならないのです。
投稿内容に魅力がない
そもそも投稿内容に魅力がなければ、集客はできません。
ユーザーは、欲しい情報が常に得られるアカウントへ魅力を感じます。
そのため、様々な情報が混合しているアカウントよりも、下記のように統一感のあるアカウントが好まれます。
対して、魅力がない投稿には下記の特徴があります。
- 露骨な商品アピールや宣伝ばかりしている投稿
- ユーザーの興味・関心を引けていない投稿
上記の投稿はどちらも、ユーザー目線に立って考えられていないと起きてしまいます。
ユーザーファーストではなく自分本位な投稿をしていては、魅力が伝わらず、集客できませんよ。
ユーザーとのコミュニケーションを疎かにしている
ユーザーとのコミュニケーションを疎かにしていては、集客は上手くいきません。
いくら閲覧数が伸びたとしても、ユーザーへの対応を疎かにしていては印象が悪くなり、アカウントの継続的な利用には繋がらないからです。
例えばユーザーからのコメントに対して返信しなかったりすると、ユーザーとの距離が縮まらずにユーザー離れを引き起こす結果となります。
上記のような結果では、ユーザーの絶対数が伸びないため、集客効果は薄いです。
そのため集客においては、ユーザーに対して誠実で親しみが持てる関係を築き、継続的に利用してもらう必要があります。
以上のことから、ユーザーとのコミュニケーションを疎かにしていては、集客に繋がりません。
実際に失敗したSNSの集客事例
ここまでの解説を読まれた人の中には、SNS集客を失敗した実例から学びたいという人もいるはず。
そこで、実際に失敗したSNSの集客事例として下記2社を紹介します。
マクドナルド
2012年にマクドナルドで、Twitterのハッシュタグを利用した『#McDStories』と付けてツイートしてもらうキャンペーンが行われました。
当初の予定では、マクドナルドでの魅力的なエピソードを投稿してもらい、その投稿を見たユーザーを集客する狙いでした。
しかし、実際に投稿された内容は異物混入や商品の安全性を訴えるようなネガティブなモノばかりだったのです。
集客を狙うつもりが、逆にマクドナルドの信用を落とす結果となりました。
上記の事態を招いた原因は、運営側の見通しが甘かったことです。
商品に対する反応を発信してもらう際には、ポジティブな反応だけでなくネガティブな反応も出てくることを予想しておかなければなりません。
見通しが甘ければ、このような事態に発展する場合もあるので注意が必要です。
KIRIN
2020年にKIRINは、Instagramを利用した『#私らしいエシカル』のハッシュタグをつけて投稿してもらうキャンペーンを実施したのです。
SNSの発信力を使い、KIRINの認知度を向上させる狙いがありました。
しかし結果としては、大きく盛り上がることなく、集客も失敗に終わったのです。
上記の結果を招いた原因としては、『エシカル』という一般的に馴染みのない言葉を使ったことです。
エシカルとは、人や環境に配慮した商品を購入・使用することを意味しています。
エシカルという言葉を使った背景には、自社商品の安全性をアピールする意味合いがあったかもしれませんが、ユーザーへ伝わらなければ意味がありません。
加えて、馴染みのない言葉を使ったため、参加ハードルも高くなってしまいました。
以上のことから、ユーザーの視点に立って判断できなければ集客効果は薄いことがわかります。
SNS集客を成功させる5つのポイント
ここまで、SNSから集客できない理由を失敗例も交えて解説してきました。ただ、
「じゃあどうすればいいの?」
と、成功させるポイントを知りたい人もいるはず。
そこで、 SNS集客を成功させる下記5つのポイントを解説します。
それぞれ解説していきますね。
目的を明確にする
まず、目的を明確にしましょう。
目的が定まっていない段階でSNS集客をしても、アカウントの適切な運用方法がわからないため集客効果は薄いです。
SNSから集客できない理由で解説した、コンセプトが曖昧になるのは目的が不明確なことも原因としてあります。
そのため、「月に〇〇万円の売り上げを作る」のように、SNS集客で最終的にもたらしたい結果を定めるといいですよ。
定めた目的により、コンセプトや投稿内容が決まってきます。
あくまでも、SNSを使った集客は目的達成のためであることを忘れずに運用することが重要です。
まずは明確な目的設定から始めてください。
ターゲットに適したSNSを選定する
ターゲットに適したSNSを活用するのも、SNS集客を成功させるポイントの1つです。
先ほど解説したように、適切な媒体を活用していないと集客はできませんよ。
SNSそれぞれの特徴を理解し、強みとなるポイントを踏まえて選定することで、高い集客効果が発揮されます。
例えば、若い女性をターゲットとする場合にはInstagramの活用が適していますよ。
Instagramは、特に若い女性ユーザーの利用者が多いからです。
加えて『インスタ映え』という言葉があるように、若い女性ユーザーはおしゃれで映える写真を好む傾向にあります。
以前タピオカミルクティーが流行りましたが、まさに若い女性を発信源としたInstagram経由で拡散されたモノです。
Instagramでは、若い女性に一度気に入られると、爆発的に拡散する可能性がありますよ。
以上のことから、ターゲットに適したSNSを活用することで、高い集客効果が発揮されます。
投稿内容に一貫性を持たせる
投稿内容に一貫性を持たせることも、重要です。
昨日まで若い男性に向けたファッション系の投稿をしてたにもかかわらず、急におすすめの飲食店を紹介されはじめたら、どう思いますか?
多くの人は、そのアカウントを見る目的が失われ、離れてしまいますよね。
また、先述したアカウントのコンセプトがユーザーに伝わらない要因にもなります。
そのため、投稿内容に一貫性を持たせることが重要なのです。
ユーザーがアカウントの特徴を理解し、必要性を感じてくれるようになります。
必要性を感じてもらえれば、閲覧数も伸びて集客効果が期待できますよ。
ユーザーとコミュニケーションを取る
ユーザーとコミュニケーションを取ることも、SNS集客を成功させるポイントの1つです。
先述したようにユーザーとのコミュニケーションを疎かにしていては、ユーザーの継続利用に繋がらず、集客ができませんよ。
コミュニケーションを取ることで、ユーザーとの距離感が近くなり、信頼関係が構築できます。
SNSには、ユーザーとのコミュニケーションを円滑にする下記の機能があります。
- コメント機能
- いいね機能
- ライブ配信機能
上記の機能を利用し、ユーザーと良好な関係が築ければ、リピーターへと繋がるのです。
また、ユーザーからの声を拾うことにより、アカウント運営にも反映させられます。
ユーザーの声には、サービス向上のヒントが隠されているため、重要です。
ユーザーの声を取り入れることでサービスが向上すると同時にユーザーの満足度も向上しますよ。
そのため、ユーザーとコミュニケーションを取ることは、集客へと繋がっているのです。
共感が得やすい投稿をする
共感が得やすい投稿をするのも、SNS集客を成功させるには重要です。
SNSが発達した現代では、下記の順番でユーザーは行動していると言われています。
- U:UGC(認知)
- L:Like(いいね!)
- S:Search1(SNS検索)
- S:Search2(ネット検索)
- A:Action(購買)
- S:Spread(拡散)
上記でいうところのLikeが共感に当たります。
共感とは、ユーザーを購買行動へと促す重要なキッカケなのです。
共感を得るためには、ユーザーの興味があるモノや閲覧数の多い投稿などを調査して、自身の投稿へと取り入れてください。
すると、共感が得られて集客効果が拡大しますよ。
まとめ
今回は、SNSから集客できない5つの理由をSNS集客に失敗した実例と合わせて解説しました。
今回解説してきたように、SNSから集客できないのには必ず理由があります。
SNS集客の現状を改善したければ、まず上手くいかない理由を探ることから始めてください。
今回解説した理由に当てはまっている場合が多いですよ。
理由を突き止めた上で、改善策を講じてください。
SNS集客を成功させるポイントは下記の5つです。
上記の内容をSNS運営に活かしてもらえれば、改善へと繋がりますよ。。
この記事により、あなたのSNS集客を成功へと導けたら幸いです。