インスタマーケティングとは、簡単に説明すると「インスタを使って自分のビジネスへの集客を行うこと」です。
説明を聞けば何となくイメージは湧きますよね。とはいえ、この記事を訪れた方の中には
「インスタグラムマーケティングってなに?」
「インスタグラムマーケティングのやり方が知りたい!」
「インスタグラムマーケティングが上手くいくのか不安…」
と疑問や悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか。
「インスタマーケティング」という聞きなじみのない言葉をいきなり目の前にすると、何から始めれば良いのかわからず、頭を抱えますよね。また、インスタをマーケティングに活用したいけど、上手くいくのか不安な方もいるはず。
そこで今回は、インスタマーケティング成功までの5STEPをご紹介!インスタマーケティングとは何か?という話から、注意点やメリット・デメリット、成功までの手順をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、SNSマーケティング初心者の方でも理想の成果を実現できるでしょう。
それでは参ります。
インスタマーケティングとは?
インスタマーケティングとは、インスタグラムを効果的に利用して集客や商品の販売、顧客購買行動の分析などを行うマーケティングのことです。
2017年〜2018年にかけて、インスタの利用者が急増したことにより企業もインスタを利用して、集客や商品の販売、広告運用に力を入れるようになりました。
広告やプロモーションと言うと、テレビCMや新聞広告、街の看板などが主流とされています。
しかし、時代の変化により今はSNSを通しての集客や商品の販売が主流になりつつあります。
その中でもインスタは、利用者が非常に多く人々の日常生活の一部となっているため利用頻度がとても高いSNSとされています。
そのため、集客や商品を販売するツールとしても注目がどんどん高まっているんです。
広告やプロモーションは多くの人に見られて初めて効果を発揮するので、人が集まる市場であるインスタが注目されるのは当然ですね。
個人や企業によっては、すでにインスタマーケティングを活用し、集客や商品の販売などに活かしています。
インスタマーケティングを始める3つのメリット
なぜなら、インスタでマーケティングを行うべきメリットが大きいからです。
インスタマーケティングを行うべきメリットは、
の3つです。
それぞれを詳しく解説していきますね。
メリット1:インスタは最も人気なSNSアプリ
インスタマーケティングを行うべき最大のメリットは、インスタが最も人気なSNSだからです。
当然ですが、利用者が少ないSNSで宣伝・広告を行なったところで集客や商品販売には繋がりにくいでしょう。
そもそも広告や宣伝は、閲覧者全員が関心を示すものではありません。
あなたも日常でテレビCM、看板広告、電車内の高校など無数の広告を目にしているはずですが、その中で関心を持つものはほんの1〜2個程度ではないでしょうか?
広告や宣伝は多くの人に見られ、その中の数%が反応してくれたらいいなというマーケティングです。
つまり、マーケティングを行う場合、まずは分母としてより多くの人に目にしてもらうという前提が必要です。
インスタは国内ユーザー数が3300万人以上で約4人に1人が利用している超人気SNSなため、上記の前提条件は満たされています。
自社の商品を販売したくて広告を打つなら、当然より多くの人に見られる方が嬉しいですよね。
1回の広告でより多くの人にアプローチしたい場合、世界で最も人気なSNSであるインスタでマーケティングを行うことは企業や個人事業主にとって必須と言えるでしょう。
メリット2:認知段階の見込み客を獲得しやすい
マーケティングには、「認知段階・情報収集段階・比較/検討段階・購買段階」と言われる4つの段階があります。
あなたも何かを買う時には上記の4段階で購入するかどうかを決めているはずです。
ある商品を認知するところから始まり、その商品について情報収集を行い、集めた情報から他の商品と比較し検討してから、商品の購入をしますよね。
インスタマーケティングを活用することにより、一番最初の「認知段階」を獲得することができるようになるんですよ。
例えば、テレビショッピングなどはその典型と言えます。
テレビショッピングをみて、つい「あ!これ欲しいかも!買おうかな。」など迷った経験があるひとはたくさんいるはずです。
しかし、テレビショッピングをみているときはそもそも商品を欲しいと検討していることって実はほとんどないんですよね。
つまりこれは、あなたがその商品を知り、その商品が必要なのか?欲しいのか?を考え出していることになります。
インスタマーケティングを利用することも同じことができます。
暇な時に見たインスタで商品を知らせることにより、見ている人がもしかしたらこの商品を「欲しいかも!」と思ってもらうことができるんです。
いわゆるインスタが日常生活の一部になっているからこそ、あなたのインスタをきっかけに、商品を知ることができ、購入するかどうかの検討をしてくれるんですよね。
これがインスタマーケティングを活用することによっての、「認知段階」の見込み客を獲得できるということです。
まず自社の商品やサービスの存在を知ってもらわなければ購入しようか考える段階にも辿りつきませんからね。
メリット3:商品やサービス内容を伝えやすい
インスタはテキストよりも写真や動画がメインのSNSです。
写真を投稿することによって、文章では伝えられない視覚的な情報を伝えることができます。
例えば、人に何かを伝える時って文章だけでなく、写真や動画を使うとよりわかりやすく伝えることができたりしますよね。
また、受け手としてもイメージが湧きやすかったりします。
イメージが湧くということは、あなたが「その商品を手にしたらどうなるのか?」や、「そこに行ったらどうなるのか?」を自然と考えていることになります。
これらのような具体的なイメージを持つことができるのは、インスタだからこそできることです。
商品を購入してもらうためには、その商品を購入してどうなるのか?という、購入後のイメージや、集客であれば、そこに行ったらどんな体験ができるんだろうか?をイメージさせることが重要になります。
インスタマーケティングを活用することにより、臨場感のある情報を見込み客に伝えることができるので、一般的な広告よりもより高い効果が見込めます。
そのため、いち早くインスタマーケティングを導入をしたほうが良いのです。
インスタマーケティングを始める3つのデメリット
先ほどインスタマーケティングのメリットをお伝えしましたが、もちろんデメリットも存在します。
インスタマーケティングのデメリットは
の3つです。
こちらも1つずつ詳しく見ていきましょう。
デメリット1:インスタは拡散力が低い
実は、インスタはTwitterなどのSNSに比べ拡散力が低いとされています。
もちろん数万人のフォロワーをすでに抱えている場合には問題ありませんが、フォロワーが少ない場合には拡散力は低いのです。
もともと知名度の高いブランドや有名人であれば、自然と人は見てくれますが、一般の場合は他の人に見てもらえるようになるまで時間がかかります。
Twitterの場合、投稿に対してリツイートなどがワンクリックで簡単に行えるため、非常に拡散力が高い傾向にあります。
しかしインスタの場合、リツイート機能はなく、他者の投稿を気軽に紹介することはできません。
ハッシュタグを付けることで拡散することもできますが、ハッシュタグを頻繁に利用するのは若い20~30代に限られています。
わざわざハッシュタグを付けて投稿するのは面倒なので、ほとんどの人は行わないと言えます。
インスタでは誰もが目を引くような写真を撮影したり、定期的に更新をしたりして、クオリティの高いアカウントを作っていく必要があります。
デメリット2:魅力的な投稿を継続しなくてはならない
先ほどもお伝えした通り、インスタではクオリティの高いアカウントを継続的に作っていく必要があります。
お店や商品に関する魅力的な写真、投稿を続けることが意外と難しく、続かないという人が多くいます。
素敵なアカウントを作成して一時注目を集めたとしても、ユーザーが飽きない内容を継続して投稿しなければいけません。
インスタでマーケティングを行なっていくためにはリソースを割く必要があるので、責任者や投稿担当者を決めて行なっていくことをおすすめします。
デメリット3:自社のホームページへ誘導しにくい
インスタの投稿ではリンクが貼れないため、自社のブログやランディングページへ誘導する方法に向いていないというデメリットがあります。
FacebookやTwitterなどの他のSNSでは可能なため、インスタマーケティングの大きなデメリットと言えるでしょう。
インスタの場合、URLはプロフィール欄だけにしか貼れませんので、プロフィールページに誘導するように投稿内容を工夫する必要があります。
インスタマーケティング成功までの5STEP
インスタマーケティングのメリット・デメリットを理解できたところで、成功するまでの道のりも解説しておきます。
インスタマーケティングで成功するためには
の5STEPを行うことが重要になります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
STEP1:ペルソナを設定する
まず、あなたが発信する情報を「誰に聞いて欲しいのか」ハッキリさせる必要があります。
マーケティングの用語ではターゲットユーザー=ペルソナと言います。
ペルソナとは、あなたがターゲットとする人の人物像です。
ペルソナがハッキリしていない人の多くは、ユーザーの欲しい情報を提供できていません。
ペルソナを決める際には可能な限り具体的に考えましょう。
例えば旅行に関するテーマにしたとすると、
- 旅行好きな人
- これから旅行する人
- おすすめの旅行先を探している人
- 旅行に関する知識を探している人
- 旅行に便利なアイテムを探している人
- 初めて旅行する人
など、「旅行」のテーマとしては同じだが、考えいてることや求めている情報は異なります。
また性別、年齢などでも求める情報は変化しますので、より具体的にあなたの情報を届けたいペルソナをしっかりと決めておきましょう。
ペルソナを設定しないまま、なんとなくでインスタマーケティングを始めることは上手くいかない原因となります。
ターゲット像が曖昧になってしまい、テーマがぶれるため何について発信しているアカウントなのか不明になってしまうからです。
ペルソナによって投稿内容や行う施策が変わりますので、1番最初にしっかりとペルソナを決めるようにしましょう。
STEP2:実現したい目標を設定する
ペルソナを決め、次は目標を設定することが大事になります。
企業や個人によって理由は様々ですが、「認知を拡大したい」「問い合わせに繋げたい」など目的がそれぞれあるはずです。
目的を達成するためには、KPI(重要業績評価指標)を設定していく必要があります。
KPIとは目的を達成するため、目標値に対する状況を定量的に示す指標です。
インスタマーケティングでは下記の項目をKPIとして設定し効果を測ることが多いです。
- フォロワー数
- エンゲージメント率
- リーチ数
それぞれ解説していきますね。
フォロワー数
インスタをマーケティングに活用するためには、フォロワーを増加させることは必須と言えます。
フォロワー数は、とてもわかりやすいKPIです。
フォロワー=「ファン」になってくれるユーザー数だといえ、自社の商品やサービスに興味を持ってくれやすい見込み客となります。
フォロワーを増やすには、ユーザーが「フォローしたい」というと思わせる必要があり、ユーザーが求める投稿をする必要があるのです。
エンゲージメント率
エンゲージメント率とは、あなたの投稿に対しての「ユーザーの反応数」です。
インスタのエンゲージメント率は主にいいね、コメント、保存の3つで示されます。
いいね数は投稿に対してどれだけのユーザーが関心・興味を示したかを測ることができます。
コメント数は投稿に対しての感想やレビューとしても受け取ることができますし、返信すればユーザーとのコミュニケーションを取ることができます。
保存数とは、投稿の右下にある保存ボタンが押された数です。
保存数が多い投稿はユーザーの関心・興味が高い表れで、購入などのアクションを取るときの比較検討のために使用されることが多いです。
リーチ数
リーチ数はインスタで投稿にたどりついた「ユニークユーザー」の数を指します。
「ユニークユーザー」とは1日・1週間・1カ月など特定の期間内にWebサイトを訪れた人の数です。
同じ人が1日に5回、同じ投稿に訪れても 「ユニークユーザー」は1です。
同じ人に何回も投稿を見てもらうよりも、より多くの人に投稿を見てもらいたいですよね。
そのため、インスタではリーチ数をKPIに設定することが多いのです。
ちなみに、上記のKPIをすべて追っていかなければいけないということではありません。
設定するKPIは目的によって変えることが重要です。
例えば、「ファンを増やしたい」という目的があった場合はフォロワー数をKPIとして設定しましょう。
インスタマーケティングで大事なのは、達成したい目的にあった数値をKPIに設定することです。
STEP3:アカウントの運用方針を決める
アカウントのKPIを設定したら、そのKPIを達成するためにアカウントの運用方針を考えていきましょう。
インスタマーケティングではただがむしゃらに投稿していけば言い訳ではありませんので、計画的に方針を決めることも重要です。
アカウントテーマ
テーマとはあなたのインスタの個性です。
インスタは国内だけでも3,300万人、4人の1人は利用しています。
利用者数が多いということは個性をハッキリしないと他のアカウントとの差別化ができません。
第三者から見て、ハッキリとテーマが分かるアカウントでなければ発見すらされずフォローされないでしょう。
テーマの具体的な例として
- コスメ・美容
- グルメ
- 旅行
- 筋トレ
- ファッション
などがあります。
テーマを決める際にはあなたの趣味や得意とすること、他人より優れていることにするのがおすすめです。
なぜならあなたにしか発信できない内容の方があなたの個性が際立つからです。
コツとしては様々なジャンルのテーマについて発信していくよりも、1つのテーマに特化すること。
特定のジャンルにだけ特化した方があなたの個性がハッキリするのでファンやフォロワーが増えやすく、企業としてもブランディングがしやすくなります。
投稿頻度
テーマが決まったら、投稿する頻度も決めておきましょう。
投稿頻度が低すぎると、ユーザーは興味を無くし離れやすくなってしまいます。
クオリティの高い投稿を行うことは大切ですが、インスタントマーケティングでは最低でも3日に1回の投稿を心がけましょう。
また、実は投稿頻度が高すぎてもユーザーから煙たがられる原因になってしまいます。
質の低い投稿を1回で大量に行うことはせず、質の高い投稿を適切な頻度で投稿することがおすすめです。
投稿日時
インスタは幅広い世代のユーザーが利用しています。
年代によってインスタをアクティブに利用する時間と全く見ない時間が異なります。
そのため、最初に設定したペルソナが1番利用するであろう時間に投稿することを意識しましょう。
そうすることで、投稿に対して多くの反応が見られる可能性が高くなります。
曜日や時間などを細かく設定して、ペルソナにピンポイントで投稿を見てもらえるよう工夫しましょう。
STEP4:効果的な施策を実行する
運用方針が決まってもただ投稿しているだけでは集客などには繋がりにくいでしょう。
そこで効果的な下記3つの施策を紹介します。
施策1:広告の打ち出し
1つ目は広告の利用です。
インスタではフィード投稿やストーリーズで広告を打ち出すことができます。
広告を利用することで、あなたのターゲットユーザーに自社アカウントをより認知してもらうことが可能となるでしょう。
インスタでは複数の広告種別が用意されており、実施目的に合わせて適切な広告配信を行うことが成功の鍵となります。
施策2:インフルエンサーの起用
2つ目はインフルエンサーの起用です。
すでにフォロワーを多く獲得しているインフルエンサーを起用することでより多くのターゲットユーザーに自社製品を認知してもらえます。
例えば、コスメ製品の場合にはコスメ単体の写真よりも美容系インフルエンサーに使用してもらった方がイメージもしやすくブランドの価値も高くなりますよね。
ターゲットユーザーから多くの支持を得ているインフルエンサーに投稿してもらうことで、インフルエンサーが抱えているファンに訴求することが可能な施策になります。
施策3:キャンペーンの打ち出し
3つ目はキャンペーンの打ち出しです。
期間を限定し、キャンペーンを行うことで集中的にターゲットユーザーにアプローチすることができます。
キャンペーン内容としては「タグ付け投稿してくれた人はドリンク1杯無料にします」など、特定のアクションをしてくれた人にメリットがあるものがおすすめです。
さらに、キャンペーンを広告で打ち出すとより多くのユーザーから反応を得やすくなりますよ。
STEP5:実行した施策の効果を測定する
インスタで施策を実行したら必ず効果測定を行いましょう。
「最近、フォロワー増えてきて良い感じ!」と満足するのではなく、どの投稿が反応が良かったのか、広告は効果があったのか?などをしっかり把握しておくことが重要です。
効果があったであろう施策や投稿は継続して行うべきですし、効果の薄かった施策や投稿は改善していかなければいけませんよね。
インスタのインサイトでは投稿に対しての反応率やプロフィールに訪れたユーザー数、フォロワー数などを把握・分析することができます。
コンテンツ
・いいね:投稿にいいねを押した数
・コメント:投稿にコメントをした数
・シェア(※飛行機マーク):投稿をシェアしたユニークアカウントの数
・保存:投稿を保存したユニークアカウントの数
発見
・リーチ:投稿を見たユニークアカウント数
・インプレッション:すべての投稿が表示された合計回数
インタラクション
・プロフィールへのアクセス:プロフィールの閲覧数
・ウェブサイトクリック数:プロフィールのウェブサイトのタップ数※
・道順を表示のクリック数:ビジネスへの道順の表示のタップ数※
・メールアドレスのクリック数:ビジネスへのメール送信のタップ数※
※ウェブサイト、店舗住所、メールアドレスを設定している場合のみ
プロダクトインサイト
・商品ページの閲覧数:商品の詳細ページの合計閲覧数
・商品ボタンのクリック:商品ページでボタンがタップされた合計回数
オーディエンス
・フォロワー:増加数(1週間)
・トップの場所:フォロワーの多い場所(市区町村、国)
・年齢層:フォロワーの年齢の分布(すべて、男性、女性)
・性別:フォロワーの性別の分布(男性、女性)
・フォロワー:フォロワーの平均滞在時間、フォロワーが最もアクティブな曜日
インサイトの数値から分析した結果を元にインスタマーケティングを行うことで集客やビジネスの成功に繋がりやすくなるでしょう。
効果測定までしっかりできたら、STEP3~STEP5を繰り返すことでより質の高いアカウントに育てていくことができます。
インスタマーケティングを行う3つの注意点
インスタをマーケティングに活用する上で、注意するべき点が3つあります。
それぞれ理由も解説していきます。
注意点1:ビジネス感を出し過ぎない
ここでのビジネス感とは、投稿内容がお店の宣伝や事業の話ばかりになってしまうことです。
インスタでビジネス感を出しすぎてしまうのはあまりよくありません。
もともとインスタのフォロワー数が多く、ファンが多ければインスタでお店の紹介などをすることは問題ないでしょう。
しかし、インスタマーケティングを活用したてでフォロワー数も少ない場合には、このビジネス感を出さないように心がけて下さい。
インスタマーケティングを活用するポイントとしては、公式アカウントを作るよりも「個人アカウント+お店の紹介ページ」を心がけることが大事になります。
公式アカウントはお店のブランディングとしては効果的です。
インスタを活用し、集客するには「個人アカウント+お店の紹介ページ」を作成し、公式アカウントに誘導する方がいいんですよ。
なぜなら、あなたの見込み客となる人は、インスタをプライベートの一部として利用しています。
その時にお店への集客を目的にしていることや、商品を販売する目的であることが、相手に伝わってしまうと見ている人はよく思いません。
インスタマーケティングにおいて一番大事なことは、まずはあなたのインスタに興味を持ってもらうことです。
興味を持ってもらうために、インスタでビジネス感を出すよりも、プライベートな感じを出していけるといいですね。
魅力的なアカウントを作ることで、自然と広告にもなることがインスタマーケティングのメリットでもあります。
注意点2:無断で他のアカウント写真などを引用しない
他の人がインスタに投稿している写真は、撮影した本人に著作権があります。
勝手に人の投稿をパクリ写真を投稿するようなことは絶対にやめましょう。
中には自分が撮影した写真を転載されたりすることを嫌がる人もいます。
仮にインスタで使いたい写真があった場合は、その人にDMを送るなどして写真を使用していいかの許可を取ることをおすすめします。
注意点3:炎上に気をつける
インスタもTwitterやFacebookなどと同じSNSの1つです。
SNSは拡散力もあるから成功すればビジネスの追い風になります。
しかし、投稿内容がユーザーから反感を買ってしまった場合には炎上してしまう可能性もあります。
ルールを守りつつ、ユーザーから受け入れてもらえる投稿内容にすることを心がけましょう。
インスタマーケティングの成功事例3選
実際にインスタマーケティングで成功し、多くのフォロワーに支持されている企業アカウントを成功事例として紹介していきます。
成功事例①:スターバックス
世界中で愛されているカフェとして最も人気なスターバックスのアカウントです。
インスタのフォロワー数は271万人。
starbucks_jのインスタでは、主に新商品の発表や、店内で自社商品を楽しんでいる人々の写真が掲載されています。
お馴染みのフラペチーノやコーヒー、マフィン、スコーンなど見ると思わずスタバに行きたくなるような魅力的な投稿ばかりです。
季節のイベントに合わせた写真投稿が見られ、お洒落さや可愛らしさが感じられスターバックスのイメージ通りのアカウントになっていますね。
時折、フォロワー参加型のイベント告知を行ったり、公式オンラインストアで購入できる雑貨を紹介するなど、フォローしておきたいと思わされる運用を行なっています。
成功事例②:星野リゾート
ホテル業界からは星野リゾートのアカウントを紹介します。
インスタのフォロワー数は10.1万人。
日本各地でホテルを展開し、その土地によって作りやおすすめポイントが変わる星野リゾートのアカウントを見ると各所の魅力を堪能することができます。
綺麗なホテルの写真に加え、しっかりとホテル毎の特徴や魅力を解説してくれているのも嬉しいポイントですね。
星野リゾートは「#ほっこりごはん」など、特定のハッシュタグを投稿したユーザーの中から無料宿泊券を抽選でプレゼントしてくれるキャンペーンを上手に活用しています。
実際、上記のキャンペーンでは1万件近い投稿が行われました。
成功事例③:日産自動車
世界的に有名な自動車のNissanアカウント。
インスタのフォロワー数は547.7万人。
最新のモーターイベントの様子から往年のクラシックカーの写真まで、車好きにはたまらない写真が多く投稿されています。
様々な車種を紹介してくれるので、車の購入を考えている人はフォロー必須のアカウントになります。
また、背景写真を季節に合わせて投稿し、絵文字を積極的に利用してるのも特徴ですね。
まとめ
今回はインスタマーケティングの始め方から成功までの道のりについて解説してきました。
インスタでマーケティングを成功させるためには
の5STEPをしっかりと行うことです。
すでにインスタで成功している企業や個人は大勢いるので、今回紹介した競合他社のアカウントを参考にするのも良いでしょう。