「TikTokライブで稼ぐにはどうしたらいいの?」
「稼いだ収益は現金化できるの?」
2022年時点で世界の45億9,000万人が利用しているSNS。最近では、コミュニケーションツールとしてだけでなく、SNSを集客や販売といったビジネス目的で活用する動きも増しています。
なかでも、TikTokはショート動画が特徴的な人気SNSです。
そんなTikTokのなかでも配信者とリアルタイムで繋がれるライブ配信機能は人気で、中にはライブ配信で収益をあげることに成功している人もいます。
しかし、ライブ配信でどうやって収益をあげるのか分からなかったり、ライブ配信での収益を現金化する方法について気になっている人も多いでしょう。
そこで、今回はTikTokライブで収益を得る方法をわかりやすく解説します。収益を現金化する方法や稼ぐコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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TikTokライブを活用すれば月収10~100万円の収益化が可能
収益を稼ぐ方法にもよって稼ぐ金額は変動しますが、TikTokライブを活用すれば月収10〜100万円の収益化が可能です。
フォロワー数やファンが多い配信者では、1回のライブ配信で100万円以上稼ぐ人もいます。
例えば、人気Youtuberのヒカルさんは4時間のTikTokライブの配信で、2,000万円を稼ぎました。ヒカルさんほどの知名度が無くても、TikTokライブの配信で1回あたり数十万円を稼ぐ配信者は多いです。
新規参入でも稼ぎやすいため、インフルエンサーや配信者が続々とTikTokに参入してきています。
TikTokライブで収益を稼ぐ3つの方法
ここからは、TikTokライブで収益を稼ぐ方法を、3つにまとめて解説します。
配信中にギフティング(投げ銭)をもらう
TikTokライブで収益を稼ぐ方法の1つ目は、配信中にギフティング(投げ銭)をもらうことです。
後述する2つの稼ぎ方と比較すると、ギフティング(投げ銭)をもらう方法は難易度が低く、TikTokで稼ぐ方法のメインと言えます。
TikTokでは、ライブ配信中に視聴者からギフティング(投げ銭)をもらうサポート機能が付いています。視聴者がギフティング(投げ銭)を行うには、事前にコインを購入し、コインをギフトと交換することで配信者に贈ることができるのです。
配信者は視聴者から贈ってもらったギフティング(投げ銭)を現金化すれば、収益化できる仕組みです。
贈るギフトの種類によって稼げる金額が変わり、ギフトの値段は約2円〜37000円と幅広い金額で設定されています。
ライブで企業の商品をPRする
TikTokライブで収益を稼ぐ方法の2つ目は、ライブで企業の商品をPRすることです。
フォロワー数が多いインフルエンサーは大きな影響力を持つため、企業から商品紹介などのPR案件を依頼される場合があります。インフルエンサーにユーザー目線で商品を紹介してもらうことで、企業は商品の認知拡大や購買意欲向上が期待できます。
PR案件を受け、ライブで商品やサービスの魅力を紹介することで、報酬を受け取ることができるのです。
ただし、PR案件を受注するためには、最低1000人以上のフォロワーがいることや、企業の商品と同様のジャンルに特化したアカウントの必要があるため、メインの収益とはなりにくいと言えるでしょう。
ライブから外部サイトへ誘導する
TikTokライブで収益を稼ぐ方法の3つ目は、ライブから外部サイトへ誘導することです。
アフィリエイトと呼ばれる広告手法で、SNSやブログで紹介した商品をユーザーが購入することで紹介者が報酬を得られる仕組みのことです。
例えば、あなたがTikTokライブの配信中に、おすすめの健康サプリメントを紹介し、「商品はプロフィールにあるリンクから購入できます」と、外部サイトに誘導します。興味を持ったユーザーがプロフィール欄に貼ってあるリンクから商品を購入すると、あなたに紹介料が払われるといった形ですね。
他にも、You TubeやSNSに誘導する場合もありますが、商品購入が条件だったり薄利なケースも多いため、ギフティング(投げ銭)をもらう方法と比べるとハードルは高い稼ぎ方になります。
TikTokライブのギフティングにまつわる基礎知識
前述したとおり、TikTokライブで稼ぐ方法のなかでもギフティング(投げ銭)は難易度が低く、収益をあげやすい手段と言えます。
そこで、ここからは下記のトピック別にギフティングの基礎知識を解説します。
報酬の還元率
TikTokライブのギフティングは、贈ってもらったギフトの金額がそのまま収益になるわけではありません。
他のライブ配信サービスと同様に、運営側と配信者で報酬を分配する形となっているのです。
TikTokの還元率は明らかにされていませんが、約30%と言われています。つまり、1万円のギフトを受け取った場合、配信者の報酬は約3000円です。
ちなみに、TikTokの還元率は他のライブ配信サービスと比較すると高いわけではないのですが、ユーザー数は圧倒的に多く稼ぎやすい特徴があります。
そのため、収益をあげたいライバーやインフルエンサーがTikTokライブを積極的に利用しています。
収益条件
TikTokライブで収益をあげるためには、いくつかの条件をクリアしなければいけません。
ここではライブ配信の稼ぎ方でメインとなるギフティング(投げ銭)を現金化する条件に絞って解説していきますね。
ギフティング(投げ銭)を現金化する条件は、以下の3つです。
まず、年齢が20歳以上であること。年齢制限が設けられているので、20歳以下の人は収益化できません。
そして本人名義の銀行口座を持っていなければ、ギフティング(投げ銭)を現金化できないので、まだ銀行口座を持っていない人は早めに開設しておきましょう。
最後にPayPalアカウントが利用できることが条件になります。PayPalアカウントとは、支払いや送金ができるオンライン決済サービスです。PayPalアカウントの登録は無料で、18歳以上で銀行口座を持っていれば簡単にアカウントを作成できます。
ギフティング(投げ銭)を現金化する条件はさほど厳しくないので、ライブ配信で稼ごうと考えている人は、上記3つを事前に準備しておくことをおすすめします。
なお、次の記事ではTikTokの収益化に関する仕組みや条件、稼ぎ方を詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
TikTokライブでのギフト報酬を現金化する5STEP
TikTokライブで受け取ったギフト報酬は、次の手順で現金に変えられます。
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出金方法は3つあり、それぞれ手数料や着金までのタイミングが異なります。下記の表にまとめましたので、あなたの条件に合う出金方法を選んでください。
出金方法 | Payoneer | 銀行送金 | PayPal |
---|---|---|---|
手数料 | なし | 取引ごとに2.9米ドル | 支払額の1.5%+取引ごとに0.1米ドル |
最低換金額 | 2米ドル | 4米ドル | 1米ドル |
着金タイミング | 1営業日 | 3~7営業日 | 1営業日 |
TikTokライブで収益を稼ぐ5つのコツ
ここからは、TikTokライブで収益を稼ぐコツを、5つにまとめて解説します。
ターゲットユーザーを明確にする
TikTokライブで稼ぐコツの1つ目は、ターゲットユーザーを明確にすることです。ここでのターゲットユーザーとは、あなたがライブを見てもらいたいユーザーの人物像を指します。
例えば、「プチプラブランド」を紹介するファッション系のアカウントなら、20〜40代のおしゃれに興味がある女性がターゲットユーザーとなるでしょう。
ターゲットユーザーが明確になっていないと、アカウントのジャンルやライブで配信する内容がハッキリせず、誰からも支持されません。
そのため、最初にターゲットユーザーを想定しておくことが重要になります。
ターゲットユーザーを明確にするには、下記の項目からペルソナ設定をするのがおすすめです。
定期的に通常の動画も投稿する
TikTokライブで稼ぐコツの2つ目は、定期的に通常の動画も投稿することです。
通常投稿を行っていないと、あなたのアカウントに訪れたユーザーは、何を発信しているアカウントなのか分からず興味を持ってもらえません。
通常投稿を充実させておくと、新規ユーザーから関心を得やすくなり、フォローしてもらえる確率がグッと高くなります。
ライブを配信した際、視聴者の半分以上はフォロワーになるので、通常投稿もしっかりと行いましょう。
フォロワー数を増やす
TikTokライブで稼ぐコツの3つ目は、フォロワー数を増やすことです。
先ほどもお伝えした通り、ライブを配信して見てくれるユーザーの多くはあなたのアカウントをフォローしている人になります。
つまり、フォロワー数を増やせばライブ配信時の視聴者数も増加する可能性が高く、収益アップに繋がりやすくなるのです。
フォロワー数を増やすためには、おすすめ(レコメンド)に乗る投稿を作成し、バズらせることが近道と言えます。
次の記事ではTikTokでバズる方法を詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
リスナーが集まる時間にライブ配信する
TikTokライブで稼ぐコツの4つ目は、リスナーが集まる時間にライブ配信することです。
多くの人にライブを見てもらえれば、その分投げ銭を贈ってもらえる可能性が高くなりますよね。リスナーが集まりやすい時間を見計らってライブを配信しましょう。
あらかじめターゲットユーザーを明確にしておくと、リスナーの行動時間が想定しやすくなり、ライブの配信時間を決めやすくなりますよ。
例えば、ターゲットユーザーが主婦の場合なら、家事が落ち着く夜の20〜22時ごろがライブを見てもらいやすい時間と言えます。
ライブの視聴者数は、収益をあげる可能性に直結していますので、あなたの好きなタイミングに配信するのではなく、ユーザーに合わせて配信することを意識してください。
次の記事ではTikTokでバズる時間をデータに基づき詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
積極的にフォロワーと交流する
TikTokライブで稼ぐコツの5つ目は、積極的にフォロワーと交流することです。
フォロワーは投げ銭を贈ってくれたり、あなたが紹介する商品などに対して最も興味を持ってくれやすい人たちです。
つまり、TikTokで収益を稼ぐためにはフォロワーを大切にしなければいけません。フォロワーとの交流をおろそかにすると、飽きられてフォローを外されます。
ライブ配信では、コメントに回答したり、投げ銭にお礼を言うなどの行動が重要です。
フォロワーは、自分の行動に対して配信者が反応してくれることを期待しています。そのため、フォロワーが起こしてくれたアクションには積極的に反応しましょう。
また、通常の動画投稿に寄せられたコメントにも返信やいいねをすることでフォローし続けてくれる可能性が高くなりますよ。
TikTokライブで収益化に成功しているアカウント
なかには、TikTokライブで収益化するイメージが湧かない人もいますよね。
そこで、最後にTikTokライブで収益化に成功しているアカウントを3つ紹介します。
ライブ配信の様子や視聴者とのコミュニケーションが上手なので、ぜひ参考にしてください。
吉本興業株式会社
吉本興業は、若手芸人や漫才師のクスッと笑える面白い投稿をTikTokで配信しています。
2020年9月5日から1週間、所属している人気芸人16名による日替わりのライブ配信「よしもとTikTok LIVE」を開催しました。
人気芸人が毎日交代で登場する漫才ライブは、コメント欄が大盛りとなり多くの視聴者を集めました。
芸人による漫才は展開が早く時間も短めなためライブ配信との相性が良く、上手くTikTokライブを活かした事例と言えます。
金沢フルーツ大福・凜々堂
こちらはフルーツ大福を販売している企業として有名な凜々堂のアカウントです。
凜々堂は、人気のフルーツ大福の魅力や製造過程を紹介しており、集客ツールとしてTikTokを上手く活用しています。
TikTokライブでは、アルバイトスタッフ全体の月給に匹敵するほどの収益をギフティング(投げ銭)で獲得した実績があるそうです。
ギフトの一部は、当日の販売スタッフに歩合として渡しているそうで、TikTokライブを稼ぎ方の1つとして確立している事例になります。
ヒカル
こちらはYou Tuberとして有名なヒカルさんのアカウントです。
ヒカルさんは、「TikTokの投げ銭ランキング1位を獲得できるか」という企画でライブ配信を行い、見事週間ランキング1位を獲得しました。
視聴者の質問に応えたり、人気You Tuberとのコラボを実施することで視聴者を楽しませ、結果的に投げ銭の金額は2000万円を超えました。
元々の知名度はありますが、たった数回のライブ配信で2000万円を稼ぐ手腕はさすがの一言です。
まとめ
今回はTikTokライブで収益を稼ぐ3つの方法や収益を現金化する手順について解説してきました。
おさらいすると、TikTokライブで収益を稼ぐ方法は次の3つです。
ギフティング(投げ銭)をもらう方法が稼ぎ方のメインで、月収100万円以上稼いでいる人もいます。
また、贈ってもらったギフティング(投げ銭)を現金化する方法は以下の5ステップになります。
出金方法によって手数料や送金のタイミングが変わるので、条件に合わせて出金方法を選びましょう。
この記事を読んで、あなたがTikTokライブで収益をあげるきっかけになれたら嬉しいです。