世界で10億人以上が利用している大人気SNSのインスタ。
フェイスブックジャパンによれば、以下のようにインスタは日常に欠かせないツールになっています。
- インスタグラムユーザーの5人に1人が目覚めの瞬間にログイン
- 全インスタグラムユーザーの内20%が毎日インスタグラム上の検索機能を使用
- インスタグラムユーザーの4人に1人がタグ検索で情報収集
中でも、ストーリー機能は多くのインスタユーザーが利用するサービスで、インスタはストーリー機能の導入をきっかけに、急速に世界中で利用者を伸ばしてきました。
特に日本は、以下の点から世界でも指折りのストーリー投稿大国なのです。
- デイリーアクティブユーザーの約70%がストーリーを利用
- 1日あたり700万件以上のストーリー投稿がシェアされている
他ユーザーのストーリー投稿から今の流行を知ったり、お店を見つけることも多いでしょう。
インスタユーザーやストーリー投稿の増加が著しい一方、
「そもそもインスタグラムのストーリーってどんなサービスなの?」
「ストーリーという言葉はよく聞くけれど、肝心の内容は知らない…」
と思い、あなたはこの記事に来たのではないでしょうか?
周囲に聞こうにも今さら感があって聞きづらいですよね。
そこで今回は、インスタストーリーの歴史から特徴までを一挙に解説します。
- インスタグラムのストーリー機能を使ったことがない人
- 改めてストーリーについての理解を深めたい人
- 今さらストーリーについて聞きづらい人
こんな人とっては、とても参考になる内容となっています。
この機にインスタのストーリーについて理解を深め、インスタを一層楽しく活用するきっかけにしましょう。
それでは参ります。
インスタのストーリーとは?
インスタのストーリーとは、自分の投稿画像や動画を24時間限定で他ユーザーにシェアできる機能です。
正式名称は「ストーリーズ」ですが、一般的には「ストーリー」と呼ばれることが多いですね。
通常のフィード投稿(タイムライン)とは別物で、タイムラインページの画面上部に別枠(ストーリートレイ)で表示されます。
フェイスブックジャパンの公式情報によると、現在ストーリーは、
- インスタグラムのデイリーアクティブユーザーの70%が利用中
- 1日にシェアされるストーリー投稿は70万件以上
とのこと。
「今」を気軽にシェアできるストーリーは、インスタを象徴する大人気機能となってるわけですね。
インスタストーリーの歴史
ここからは、インスタ並びにストーリー機能が今日の大人気機能に至るまでの歩みを振り返っていきましょう。
インスタは、2010年10月6日にAppStoreにてリリースされました。
リリース開始からわずか3か月でユーザー数100万人を突破することとなり、瞬く間に大人気SNSとなります。
2011年1月にはハッシュタグ機能を導入、おしゃれな人と繋がれるなど新感覚のコミュニケーションツールに進化していきます。
その後、2015年12月には最大15人でチャットを楽しめる「Instagram Direct」機能を導入し、利用者数をさらに増やします。
そして2016年8月、自分の投稿画像や動画を24時間限定で他ユーザーにシェアできる「Instagram Stories」機能が追加されました。
インスタストーリー機能の追加後、利用者は激増、リリースしてから約1年間で全利用者の1/3にあたる2億5000万人がストーリーを利用するようになりました。
まさにストーリー機能が、インスタ発展の立役者となったわけです。
ちなみに「Instagram Stories」機能は、当時アメリカで大流行していたコミュニケーションアプリ「Snapchat」を模倣してつくられたサービスでした。
Snapchatとは、2011年9月にリリースされた「10秒間」で自動消滅する投稿写真や動画を共有するコミュニケーションアプリです。
「1度見たらもう見られない」という新しいユーザー体験が、当時のアメリカで大流行しました。
その後Snapchatは、投稿が24時間で自動消滅する「My Story」機能を追加するなど発展を続け、利用者を増やしていくこととなります。
インスタのストーリー機能は、このSnapchatの「My Story」機能を模倣してつくられたというわけです。
このように、インスタはSnapchatの機能を模倣しながら発展を続け、利用者を増やしていった背景があったのです。
インスタストーリー5つの特徴
「ハイライト」として保存できる
通常、インスタのストーリーは投稿から24時間が経つと自然に消滅し見れなくなってしまいます。
しかし、旅行や飲み会、デートなどその場であげたストーリーを残しておきたい時もありますよね。
そんな時にはインスタの「ハイライト」機能を活用すれば、ストーリー投稿を24時間以降もをプロフィール上に公開し続けられます。
ハイライトとは、上画像の赤枠欄のように、ストーリー投稿を24時間以降もプロフィール上に公開・保存できる機能のこと。
つまり、これまであなたが投稿してきたストーリーをハイライトすれば、ストーリーを公開かつ保存できるわけです。
ハイライトすることで、プロフィール訪問者が過去のストーリーを見る機会につながり、あなたがどんな人か知ってもらえる効果も期待できますね。
そのため、お気に入りのストーリーはハイライト機能を使ってプロフィール上に公開すると良いですよ。
ストーリーには足跡が残る
インスタでは、他のユーザーのプロフィールページやフィード投稿を見ても足跡は残らない仕組みになっています。
自分が見たということが相手にわからないということですね。
しかし、ストーリー投稿の場合は違います。
インスタのストーリー投稿に関しては、投稿閲覧者を知るための足跡機能があります。
上画像のように、インスタでは自分のストーリー投稿閲覧者や閲覧総数がわかる仕組みになっています。
インスタストーリーの足跡についてより詳しく知りたい人は以下の記事を参考にして下さい。
保存している写真や動画をストーリーにUPできる
インスタのストーリーでは、過去に撮った動画や写真も投稿できます。
上画像のように、あなたのデータフォルダにある動画や写真をストーリー投稿できるのです。
また、投稿動画や写真にはいつ撮ったものなのかがわかるよう日付を入れられます。
今だけでなく、過去の動画や写真をストーリー投稿するのも、投稿の幅が広がって良いですよね。
インスタストーリーの投稿方法についてより詳しく知りたい人は以下の記事を参考にして下さい。
自分のアカウントから友達のストーリーを投稿できる
インスタでは、「Repost(リポスト)」機能を使って他のユーザーのストーリー投稿をシェアできます。
実は、インスタにはシェア機能がない点で、FacebbokやTwitterなどのSNSと違いがあります。
Facebookではシェア、Twitterではリツイートという形でシェア機能がありますが、インスタには同様の機能がないのです。
しかし、インスタでもリポスト専用のアプリを使えば、友人や知人のストーリー投稿をあなたのアカウントから投稿できます。
リポスト投稿のあげ方について詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてみてください。
ストーリーは限定公開できる
いざあなたがストーリー投稿をしようとした際に、「あの人にはこのストーリー投稿は見られたくないな…」と思ったりしませんでしたか?
インスタで投稿するストーリーの中には親しい人にだけ見てもらいたい投稿もありますよね。
そんな時は「親しい友達」機能を使って投稿しましょう。
「親しい友達」機能を使って投稿すれば、自分が選んだ特定の友達だけにストーリーを見せられます。
ちなみに、親しい友達機能を使ってストーリー投稿をするには親しい友達リストの作成が必要なので、自分のアカウントページから、以下の手順で作成してください。
- 「設定」
- 「アカウント」
- 「親しい友達」
投稿をシェアしたい友達を選べば、親しい友達リストの作成は完了です。
いつでもストーリー投稿を限定公開できるよう親しい友達リストを作成しておきましょう。
まとめ
今回は、インスタストーリーの歴史から特徴までを解説しました。
はじめて知ることや、意外な知見も獲得できたのではないでしょうか。
この記事が、あなたのインスタライフをより実りあるものにする助力になれば幸いです。