インスタ広告詐欺の手口!見分け方や対処法も紹介

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「インスタ広告の詐欺被害が増えているって本当?」
「インスタの広告経由で商品を購入したのに届かない…」
「詐欺広告を見分けるにはどうすればいいの?」

今や世界中で利用されているインスタグラム。そんな人気SNSに潜む暗部があります。それは「悪質な広告詐欺」です。

インスタ広告はFacebookが定めている広告ポリシーを遵守していることが前提で、審査も設けられていますが、インスタの広告詐欺は実在します。

私たちの日常に溶け込むインスタで、どうして詐欺広告が後を絶たないのでしょうか。この問題に対して、多くのユーザーが不信感を抱えつつも、具体的な解決策を見つけられずにいます。

「こんなはずじゃなかったのに…」と悔し涙を飲む人が後を絶たないのが現状です。

この記事では、一連の流れを紐解きながらインスタ広告の詐欺手口を紹介します。詐欺広告の見分け方や被害に遭った際の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

インスタで悪質な広告詐欺が急増中

2024年現在、インスタで次のような広告の詐欺被害が急増しています。

  • 友人や著名人によるなりすましPR
    • 友達やよく知っている企業からのメッセージを装い、不審なリンクをクリックするよう指示するメッセージが送られてくる
  • 商品当選の連絡や受け取りの要望連絡
    • ローンや賞金・当選商品を受け取るためにお金やギフトカードを送るよう求めてくる
  • お金の支払い要求
    • 求人に応募するために手数料を支払うよう求めてくる
  • 購入した商品が届かない
  • 現物とは異なる偽物の商品が届く

特に、有名人によるなりすましPRは横行しており、無断で顔写真等を使用されている著名人が警告を鳴らしています。

運営元のMeta社も対策を講じていますが、撲滅できていないのが現状です。

インスタでは被害者を増やさないよう、公式ページにて注意喚起を実施しています。

インスタ広告詐欺の主な手口

ここからは、インスタ広告詐欺の主な手口を、5つにまとめて紹介します。

  • スミッシング(個人情報の詐取)
  • 有名人のなりすまし
  • 広告主・インフルエンサーとの音信不通
  • 注文した商品が届かない
  • 届いた商品が別物or偽物

スミッシング(個人情報の詐取)

スミッシングは、SMSを利用したフィッシング詐欺の一種で、双方の言葉を組み合わせた造語です。広告を通じてユーザネームやパスワード・アカウントID・クレジットカード番号などの個人情報を詐取する詐欺に当たります。

詐欺師は、正規の企業や組織を装い、ユーザーに信頼させるための広告を掲載します。その広告には「特別オファー」や「限定プロモーション」といった魅力的な文言とともに、個人情報を入力するよう誘導するリンクが含まれています。

ユーザーがこのリンクをクリックし、個人情報を入力すると、その情報が詐欺師の手に渡ることになります。

スミッシングは、海外の違法なサイトに多く見られるものですね。奪われてしまった情報は不正なクレジット決済に使われてしまい身に覚えのない買い物がされたり、情報を外部の機関に売られてしまうこともあります。

有名人のなりすまし

なりすまし詐欺とは、ある人が別の人を偽ってアカウントを利用したり、第三者とコミュニケーションを取る行為などを指します。

具体的には、実際に存在するユーザーの振りをして金銭を目的とした不正ログインをしたり、インスタアカウントを利用し悪口や炎上を誘うなどの尊厳を傷つけるため不正ログインがあげられます。

手口としては、詐欺師が有名人や著名なブランドのアカウントに似せた偽アカウントを作成し、偽のアカウントを使いファンや消費者に信じさせ商品やサービスを購入させるというものです。これらの広告は、非常にリアルで説得力があり、多くの場合、本物の有名人やブランドのものと区別がつきにくいです。

これまで資生堂やコクヨ等の有名企業70社以上が被害に遭った事例があり、多くの場合「抽選に当選した」等のDMが届き、フィッシングサイトに誘導され、個人情報やクレジットカードの入力を求められる事例があります。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

広告主・インフルエンサーとの音信不通

インフルエンサーが紹介した商品を高額で購入した挙げ句、購入後に行方をくらませてしまい、連絡が取れなくなってしまう事例があります。

また、その他にも全世界で偽インフルエンサー問題もあります。

サイバーセキュリティを提供する企業CHEQ AI Technologies Ltd(CHEQ)が実施した世界的な経済調査によると、インフルエンサー・マーケティングにおける偽フォロワーが、直接的に世界経済に与える被害額は、控えめに見積もっても13億ドル(日本円で約1430億円)にもなると調査結果がでています。

偽のインフルエンサーを起用した企業が、ブランドへの信頼度低下や反感による間接的な諸経費が、長期的な経済損失をもたらす可能性があると言われています。

注文した商品が届かない

オンラインショッピングの増加に伴い、注文した商品が届かない、といったケースの詐欺も急増しています。

消費者がインスタ広告を通じて商品を注文するものの、決済は完了しているにもかかわらず商品が一向に届かないケースです。詐欺師は通常、存在しない商品や極端に低価格の商品を広告し、ユーザーを誘引します。

届いた商品が別物or偽物

消費者が実際に商品を受け取るものの、注文した商品とは異なるものが届く詐欺も手口の1つとしてあげられます。

例えば、高品質と謳われた商品が、実際には安価な模倣品や全く異なる品物である場合がこれに該当します。このような詐欺は、特にブランド製品や高価な商品を扱う広告で見られます。

なぜインスタ悪質な広告詐欺がなくならないのか

インスタはその利用者数の多さから、広告プラットフォームとしても非常に強力ですが、悪質な広告詐欺が後を絶たない理由は何でしょうか。その背景には、プラットフォームの管理の複雑さや技術的な制約が存在します。

まず、インスタには毎日膨大な数の広告が出稿されています。その量は、瞬時に全てをチェックすることが現実的ではないほどです。

大前提として、広告の出稿時はFacebookの広告ポリシーを遵守しているかどうかの審査があるので不適切なものと判断されればこの段階でふるいにかけられています。

プラットフォーム側は自動化されたアルゴリズムで不正な広告をフィルタリングしようと努力していますが、詐欺師たちはこれを逆手に取り、常に新しい手口を開発し続けています。そのため、完全な取り締まりが困難になっているのです。

加えて、詐欺師たちは偽のアカウントやボットを駆使することで、追跡を避ける高度な方法を用います。これらのアカウントは一見すると正規のユーザーに見えるため、一般のユーザーやプラットフォーム自体も見分けることが難しいのです。

さらに、法的な規制が追いつかないケースもあり、国際的な詐欺グループに対しては特に効果的な対策が取りづらい現状があります。

このように、水際対策として規制をかけても新たな手口を用いて広告の出稿をしてくる背景から、インスタでは悪質な広告の取り締まりには限界があるのがうかがえます。

インスタの広告詐欺を見分けるポイント3つ

ここからは、インスタの広告詐欺を見分けるポイントを、3つにまとめて紹介します。

  • 商品価格が相場より安すぎないか
  • 広告をクリックした先のサイトに違和感はないか
  • 出稿元のフォロワー数といいね数は釣り合っているか

商品価格が相場より安すぎないか

まず、広告されている商品の価格が市場価格よりも著しく安い場合は警戒が必要です。

海外のラグジュアリーブランド(Louis Vuitton、GUCCIなど)があまりにも安すぎる値段で販売されている場合、コピーブランドの可能性が高いです。

このような通常よりあまりにも低価格な商品は、詐欺の可能性が高いと考えられます。詐欺師は、非常に魅力的な価格を提示することで、多くのユーザーの注意を引き、衝動買いを促す傾向があります。

具体的な例では、商品自体の価格が正規店で売られている値段の半分以下で表示されている場合や、商品価格が正規品と比べると0が一つ違う表示をされている場合になります。

広告をクリックした先のサイトに違和感はないか

広告をクリックした後に表示されるウェブサイトの品質も重要なチェックポイントです。クリック後のウェブサイトに次のような特徴がある際は、詐欺である可能性が高いと言えます。

  • 誤字脱字が多い
  • 広告やポップの数が不自然に多い

サイト内のテキストに誤字脱字が多くては、信用に欠けますよね。

また、誤ってクリックしてしまいそうな場所に広告・ポップが貼ってあるサイトは広告詐欺の可能性があるので注意が必要です。具体的には、サイト内のクリックボタンの周辺や、その近辺にバナーが表示されていたりしてしまっているものです。

安全に買い物ができるよう、常にサイトの信頼性を確認することが大切です。

出稿元のフォロワー数といいね数は釣り合っているか

広告を出稿しているアカウントのフォロワー数やいいね数も、その信頼性を判断する上での指標になります。

例えば、フォロワー数が非常に多いにも関わらず投稿のいいね数が異常に少ない場合、そのアカウントが偽物である可能性が高いです。逆に、不自然に多いいいね数もまた、ボットを利用した不正な手法の兆候となることがあります。

インスタでは一定のフォロワーがいないと広告が出稿できない規定があり、詐欺アカウントの場合はフォロワーを買って広告出稿の条件だけをクリアしている可能性があります。

フォロワーを買えるなんてことあるの?と疑問に思う方は、Googleで「Instagram follower buy」と検索してみてください。海外のサイトですが、実際に1フォロワー20セント(約22円)程度から購入できるのが実情です。1万フォロワーであれば、約22万円程度で購入できてしまいます。

フォロワー数といいね数が不釣り合いなアカウントは投稿を定期的にしているか、運用がされているかをしっかりチェックしましょう。

なぜインスタでフォロワーを買うのがNGなのか詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

インスタ広告の詐欺被害に遭った際の対処法

ここからは、インスタ広告の詐欺被害に遭った際の対処法を、5つにまとめて紹介します。

  • ヘルプセンターに報告する
  • クレジットカードの利用を止める
  • 他SNSとの連携を解除する
  • ログイン情報を変更する
  • サイバー警察局に相談する

ヘルプセンターに報告する

まず最初に行うべきことは、インスタのヘルプセンターに詐欺を報告することです。

インスタには詐欺や不正行為を報告する専用のフォームがあり、問題の広告やアカウントを指摘することができます。このアクションは、同様の詐欺が他のユーザーに対しても行われるのを防ぐ助けとなります。

商品が届かない場合や個人情報を入力をしてしまい損を被ってしまった時は下記から問い合わせするようにしましょう。

クレジットカードの利用を止める

商品を購入をしてしまい怪しいサイトだと分かった場合は、不正利用を防ぐためにすぐにクレジットカードの利用を止める手続きをしましょう。

対応は早ければ早いだけ損を被ることを避けられるので、クレジットカード会社に問い合わることも有効になります。海外サイトの場合は警察も動けないので、クレジットカードの利用を止めて再発行を申請しましょう。

また、商品を購入してしまっても決済の取り消し対応をしてくれる可能性があります。すでにお金が支払われていた場合にも、返金の申し立てを行うことができます。

不正利用によって引き落とされたお金は返金を申し立てることで、返金対応してくれる可能性があるので、諦めずに一度申し立ててみましょう。

他SNSとの連携を解除する

インスタと連携しているSNSやサイトがある場合はすぐに連携を解除しましょう。

あなたのインスタアカウントを通じて他のSNSアカウントへのアクセスを試みる可能性があるからです。

連携を解除することで、不正なログインを防止できます。起きてしまった被害を最小限に抑えられるのかどうかもとても大切な対処法です。

ログイン情報を変更する

パスワードは定期的に変更することがセキュリティを維持するために推奨されています。

特に詐欺に遭遇した場合は、パスワードだけでなく、セキュリティの質問や関連するすべてのログイン情報を更新することが重要です。

また、二段階認証を設定することで、アカウントのセキュリティをさらに強化することができます。

サイバー警察局に相談する

特に大規模な詐欺や大きな金額が関与する場合は、サイバー警察局に連絡を取ることが重要です。

サイバー警察局とは、サイバー犯罪を取り締まってくれる機関です。例えば、フィッシング被害やその後の対応について指導をしてくれます。

警察は詐欺事件の調査を通じて、より広範な犯罪ネットワークの特定と取り締まりを行うことが可能です。そのため、個人だけでなく、他の潜在的被害者を保護する意味でも、警察への報告が推奨されます。

下に、サイバー警察局の公式ページを載せているので確認してみてください。

インスタ広告の詐欺被害にまつわるFAQ

最後に、インスタ広告の詐欺被害によくある質問へまとめて回答します。

  • 不自然な広告を見つけた時はどこに通報すればいい?
  • 詐欺広告で購入した商品は返金できる?

不自然な広告を見つけた時はどこに通報すればいい?

インスタ内で不自然な広告を見つけた際は、直接その広告の「・・・(3点リーダー)」からメニューをクリックし「不適切な内容として報告」を選択し、通報するのが賢明です。

これにより、インスタのモデレーターによるレビューが行われ、必要に応じて対応が取られます。さらに、詳細な調査が必要な場合は、ヘルプセンターを通じて更なる報告を行うことが推奨されます。

詐欺広告で購入した商品は返金できる?

詐欺による購入で返金を受ける可能性はありますが、その過程は場合によって異なります。

まず、購入に使用した支払い方法の提供者(クレジットカード会社やオンライン決済サービス)に連絡を取り、不正取引であることを報告することが重要です。多くの金融機関では、詐欺に遭った場合の保護措置を提供しており、取引のキャンセルや返金処理が可能です。

また、詐欺の事実が明らかになれば、プラットフォーム側も協力して対応を取る場合があります。

まとめ

今回は、インスタ広告の詐欺手口を、詐欺広告の見分け方や被害に遭った際の対処法も交えて解説しました。

詐欺広告の特徴は、誤字脱字の目立つような怪しげな広告、商品価格がとても安く表示されているなどの特徴があります。このような怪しい広告やサイトでは商品を購入しないで下さい。

Facebook、Instagramともに不正な広告やアカウントについて取り締りをしていますが全てを未然に防げている訳ではありません。

もし、インスタの広告詐欺に合ってしまった場合には個人情報を守ることを第一優先に考え、迅速な対応をしていきましょう。

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