「Instagram広告の種類が知りたい!」
「Instagram広告って何ができるの?」
「どう使い分けたら良いのかわからない…」
今やビジネスの場としても活用されているInstagram。Instagramユーザーを見込み客にするため、広告を出そうか検討している方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、広告を出した経験がないと何から始めたら良いのかわからないですよね。また、「そもそもInstagram広告って何種類あるの?」とInstagram広告についての知見が乏しい方もいるはず。
そこで今回は、Instagram広告の種類について解説します。全6種類あるInstagram広告の紹介はもちろん、どう使い分けるのが効果的なの?」という疑問にも費用や課金システムの解説を交えつつ応えていきます。
これからInstagramで広告を出そうと検討している方には、広告掲載への知見や重要なポイントを獲得できるだけでなく、実際に広告を出すイメージが湧く好機となるでしょう。
Instagram広告は全6種類
Instagramの公式サイトでは、Instagram広告の種類は下記の6種類に分けられています。
お気づきの方もいるかもしれませんが、この種類分け、正直かなりわかりにくいです。
なぜなら、ストーリーズでもフィードでも写真や動画は使えるため、上記のように分かれていると区別がしづらくなります。そのため、一見すると「何が違うの?」と疑問を抱いたり、知る前より混乱しかせません。
公式と同じように解説しても意味がないので、初心者でもわかりやすいよう、SNS-BUZZではInstagram広告を下記3つの種類に分けて解説していきます。
- ストーリーズ広告
- フィード広告
- 発見タブ広告
「Instagram広告を出せるのは3箇所」と覚えても良いですね。上記を頭に入れながら、読むと理解とイメージが一層湧きやくなるでしょう。
ではそれぞれ解説していきますね。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告は、上画像のようにストーリー投稿が再生されている間に表示される広告です。
閲覧者がフォローしているユーザーのストーリーを3回再生するごとに1度広告が表示される仕組みになっています。縦長(推奨サイズ:1080×1920ピクセル)の広告を配信でき、画像だけでなく動画も配信可能です。
アクティブユーザーの4人に1人が閲覧しているストーリー投稿の間に自然に広告出せるため、認知を獲得しやすい反面、広告にインパクトがないと流し見される可能性もある広告となっています。
フィード広告
フィード広告は、上画像のようにさまざまな仕様でフィード上に配信ができる広告です。フィード広告として配信するクリエイティブ(広告素材)の仕様によって、写真・動画・カルーセル・コレクションの4種類に分けられます。
写真広告
写真広告は、1枚の画像とテキストで構成されたフィード広告です。文字は最大2200字まで記載ができる仕様になっています。
動画
動画とテキストで構成されたフィード広告。クリエイティブの素材は異なるものの、フィード広告では写真広告と動画広告の2つが基本的な「型」と位置付けられていますね。
カルーセル
カルーセル広告は、1度に最大10個の広告クリエイティブを配信できるフィード広告です。一つひとつのクリエイティブに異なるリンクを付けられるため、1度に複数の商品やサービスを紹介する際に有効的な仕様となっています。
コレクション
コレクション広告は、上画像のようにまるで商品カタログのような仕様で広告を配信できるフィード広告です。ユーザーが商品を見つけ購入するまでの道のりを設計して広告配信ができるため、ショピングサイトや通販サイトを運営する企業に多く活用されています。
広告内容や用途に適した仕様を選べるのが、フィード広告の大きな特徴です。
発見タブ広告
発見タブ広告は、上画像のように検索ページ(発見タブ)に表示された投稿をタップ・スクロールすることで表示される広告です。ユーザーの行動履歴から興味や関心を推測し表示される発見タブをタップ後、スクロールすると広告が表示される仕組みになっています。
利用頻度の高い検索ページから自然に興味や関心を抱いたユーザーへ広告を表示できるため、特定のターゲットユーザーへの認知を高めたい場合などに有効的な広告です。
Instagram広告の種類はフル活用すべき
上記の解説を通して「Instagram広告の種類はなんとなくわかったけど、どれを使うのが効果的なの?」と疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか。
広告を出す際には、ターゲットユーザーの設定が不可欠です。例えば、トレーニングジムであれば「#筋トレ初心者」というように興味や関心を持ちそうなユーザーをターゲティングして広告を出すのが効果的でしょう。
では、あなたの広告に興味や関心を持ちそうなユーザーがどこから流入するかわかりますか?もちろん、わかりませんよね。広告を見るかどうかはユーザー次第。広告を出す側が決められることではありません。
そのため、はじめのうちはInstagram広告をフル活用し「ターゲットユーザーがどこから来るのか」というユーザーの行動データを蓄積。そのデータをもとに効果的な広告を出せるよう、施策を考え実行するのが良いでしょう。
事前に設定しておけば、反応率(エンゲージメント率)やコンバージョン数に応じて、Instagram側があなたの広告表示を最適化してくれるアシスト機能もあるので、効率的に広告運用ができますよ。
効果的な広告表示に必要なターゲットユーザーの行動データを蓄積・活用するためにも、Instagram広告は種類を問わずフル活用しましょう。
Instagram広告は種類よりもクリエイティブにこだわろう
Instagramユーザーの興味や関心を引く広告クリエイティブを作成しましょう。
なぜなら、Instagramの性質上広告は投稿の間に表示されるため、引きのないクリエイティブではユーザーの気にとまらず、そのまま流し見されてしまうからです。
仮に、画質が粗くサイズが小さすぎてよくわからない広告が表示されたらどう思いますか?さすがに好印象とはならないですよね。また、多くのユーザーが広告に記載されている文章を読んでいません。正確に言えば、再生を停止でもしないと読めませんよね。
そのため、広告クリエイティブの質にこだわりを持つのはもちろん、作成時には「クリエイティブで何を伝えたいのか」を明確にし、伝えたい内容が「見ればわかるよう」心がけましょう。
動画広告であれば、再生開始から3秒までが勝負。多くのユーザーは最初の3秒しか見ないのを念頭にスタートから3秒のクリエイティブを意識して作成すると良いですね。写真であれば、文字の量やサイズ、書式など内容が伝わるデザインを意識すると良いでしょう。
Instagram広告の平均費用や課金システムは?
Instagram広告の種類や意識すべきポイントをおさえたところで、後に困らぬよう実際に広告を出す際にかかる費用や課金システムを簡単に頭に入れておきましょう。
平均費用
Instagramの平均費用は、月に3万円、1日あたり1000円です。Instagramでは最低100円から広告配信ができますが、予算が少ないとその分配信できる量や頻度も少なります。もちろん、目的や用途にもよるため一概には言えませんが、上記で解説したユーザーの行動データを知るための試験的な運用の際には、一つ目安として参考にすると良いでしょう。
広告配信を重ね、自分に適切な費用対効果がわかるとベストですね。
課金システム
Instagram広告にかかる費用は、下記4つの課金システムをもとに決まります。
課金方法 | 課金内容 |
---|---|
CPC | 広告が1クリックされるごとに課金 |
CPM | 広告配信数1000回ごとに課金 |
CPI | 広告リンク先でアプリインストールが行われるたびに課金 |
CPV | 広告動画が10秒以上再生されるごとに課金 |
Instagramでは広告の種類や用途によってかかる費用の課金システムが異なるため、事前に広告を配信する目的をもとに、費用の予算を決めておくのが定石。無計画な広告運用は無駄な費用がかさむ結末になりかねません。
費用対効果の高い運用を心掛けましょう。また、下の記事ではInstagram広告にかかる費用や課金システムについてより詳しく解説しているので、良ければ参考にしてみてください。
効率よくInstagramで広告効果をあげるには
Instagram広告の種類を知り、これから出稿しようとしている人のなかには、
「かけた費用以上に広告効果が得られるかな…」
「知識がない状態から始めて集客や商品の購買へつなげられるか心配…」
と不安な人もいますよね。
Instagram広告は少額から出稿できる点や効果測定のしやすさから、SNS広告の運用経験がない人でも手軽に始められます。
ただし、一度の出稿で集客や商品の購買につなげられるほど、Instagram広告は簡単ではありません。むやみに広告を出稿しては、必要以上にかけた時間やお金を無駄にし、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「X-knockの広告運用サービス」です。
X-knockでは、次のような広告運用に関する課題が解決できるよう、3つのサービスを提供しています。
課題 | 課題解決につながる提供サービス | 提供サービスの詳細 |
---|---|---|
どう広告を運用していけばいいのかわからない | ①広告運用代行サービス | 戦略の立案から出稿の調整まで、広告運用に関わる作業を代行してもらえる |
自社のサービスの成約数がなかなか上がらない 獲得単価が高くなり、予算を圧迫している | ②Web広告診断サービス | 現状のWeb広告の問題点を抽出し、改善策を診断してもらえる |
広告を理解した担当者が自社にいない | ③広告運用コンサルティング | 広告運用のプロが広告運用担当者を育成 |
事前のヒアリングを通じて、集客や商品の購買につながる解決策を提示してもらえるため、抱えている悩みや課題が漠然とした状態でも気軽に相談可能です。
「2ヶ月でCPA(顧客獲得単価)を124%改善」「3ヶ月でCPAを167%改善」などの実績からも、X-knockの広告運用サービスなら、集客や商品の購買に直結するInstagramの広告運用が進められるといえます。
なぜX-knockの広告運用サービスが効果的に目的の成果を実現できるのか気になる人は、公式サイトから詳細をご覧ください。
まとめ
今回は、Instagram広告の種類について解説しました。Instagram広告は配信すればすぐに結果が出るものでも、はじめから答えがはっきりしているものでもありません。
わかっているのは、常に答えはユーザーが持っています。試験的に運用を重ね、出た結果を分析し費用対効果の高い改善に繋げる。試行錯誤を積み重ね、答えを持つユーザーに刺さる広告運用を行ってこそ、集客などの目的を果たすのです。
これからInstagramで広告を出そうと検討している方は、積み重ねの気持ちを念頭にInstgram広告を始めてみると良いですよ。この記事が一層実りあるあなたのインスタライフの一助となれば幸いです。