Instagramの広告クリエイティブを作る3つのポイント!参考事例も紹介

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「Instagramの広告クリエイティブってなに?」
「人目を引く広告クリエイティブを作るには、何を意識すればいいの?.」
「デザインセンスがない自分に作れるか不安…」

と悩んでいませんか?

SNSの中でもビジュアル要素が強いInstagramでは、クリエイティブの質が非常に重要です。しかし、広告のクリエイティブを作った経験でもなければ、右も左もわかりませんよね。「自分でも上手く作れるのかな…」と不安な方もいるはず。

そこで今回は、Instagramの広告クリエイティブを作るポイントから注意点、参考事例まで紹介します。

この記事を読めば、広告効果の上がるクリエイティブが作れるようになりますよ。

目次

Instagramの広告クリエイティブとは

Instagramの広告クリエイティブとは、広告用に作られた動画や画像などの素材を示します。「creative(独創的な、創造力のある)」から派生した言葉です。

広告のキャッチコピーから文章・画像・動画など広告のために製作された素材全般がクリエイティブの質になります。そのため、広告運用においてクリエイティブの質はそのまま広告の成果に直結する大切な要素です。

あなたが広告を見る際も、広告の見た目によって見るべき広告かどうか判断しますよね?つまり、広告運用においてはどれだけ人目を引ける広告クリエイティブを作れるかが重要になります。

Instagram広告に適したクリエイティブサイズ

Instagram広告はユーザーが見るフィードやストーリーズに広告を出せる広告です。広告には写真や動画を用いて広告配信することができます。

フィードとは

コンテツの概要、もしくはコンテンツ全体を配信用に加工した文書のことを指します。Instagramにおいてフィードとは、ユーザーが見るホーム画面や投稿を見る場所になります。

どの場所に広告を配信するか、どの媒体を使用するかで広告の効果も異なります。自社商品をより効果的に配信するためにも広告の仕様をしっかり理解しておくことが重要です。

広告配信のメインとなるフィードとストーリーズの広告仕様について以下でまとめておくので参考にしてくださいね。

スクロールできます
フィードストーリーズ
アスペクト比・正方形-1:1
・横型-1.91:1
・縦型-4:5
・フルスクリーン縦型フォーマット(9:16)
・ダイナミック広告(1.91:1)
サイズ・正方形
最小解像度:600×500ピクセル
最大解像度:1,936×1,936ピクセル
・横型
最小解像度:600×315ピクセル
最大解像度:1,936×1,936ピクセル
・縦長
最小解像度:600×750ピクセル
最大解像度:1,936×1,936ピクセル
・推奨解像度:1,080×1,920
・最小:600×1,067
最大ファイルサイズ・動画:4GB・写真:30MB
・動画:4GB
動画の長さ・最大120秒
・IGTVで表示される動画広告の長さは最大15秒です
・最大120秒
・デフォルトでは、画像は5秒間表示されます
出典元:https://www.facebook.com/business/help/2222978001316177?id=1997185213680277

フィード広告やストーリーズ広告以外の広告の種類や特徴については以下の記事で詳しく解説していますので、興味がある方は是非参考にしてくださいね。

Instagramで広告クリエイティブを制作する3つのポイント

いよいよここからは、人目を引くInstagramクリエイティブを製作するポイントについて解説していきますね。Instagram広告でクリエイティブを制作するポイントは以下の3つです。

Instagramで広告クリエイティブを制作する3つのポイント
  • インパクトあるクリエイティブを意識する
  • クリエイティブの画質にこだわる
  • メッセージはコンパクトにまとめる

それぞれのポイントについて以下で解説していきますね。

ポイント1:インパクトあるクリエイティブを意識する

Instagram広告において、インパクトあるクリエイティブでいかにユーザーの興味を引くことができるかが重要です。ユーザーにもっとも見られているビジュアル要素で訴求ポイントをアピールしていきましょう。

Facebook社は、ユーザーがどのようにコンテンツを視聴しているのか視線の動きを分析するアイ・トラッキング調査を実施しました。結果Instagramは群を抜いて画像や動画などビジュアルコンテンツが視聴されている時間が長いことが明らかになっています。

出典元:https://business.instagram.com/blog/japan-crossmedia-campaign-with-instagram/

ビジュアル1秒分の情報量はテキスト3万文字に相当するという調査報告もあるほど、ユーザーに多くの情報を与えることができるんです。だからこそ、ユーザーが広告をみる際の視点の位置を理解して、ビジュアルにインパクトある訴求ポイントをアピールしていきましょう。

ポイント2:クリエイティブの画質にこだわる

広告の目的は、ユーザーに広告をクリックしてもらい商品の販売やリストを獲得することです。広告クリエイティブの画質が悪ければ、ユーザーに広告を流し見されてしまいクリックしてもらうことができません。

ぼやけた画像や暗い画像では、ユーザーに悪い印象を抱かれてしまい費用対効果が落ちてしまいます。自社商品の良さを少しでも多く感じてもらえるよう、できるだけ解像度の高い綺麗な画像を使いましょう。

Instagram広告の最大解像度は1,936×1,936ピクセルなので、最大解像度に近いものを使い引きのある画像でユーザーに魅力を伝えましょう。ただし、ファイルサイズは30MBの上限があるので、ファイルサイズをオーバーしないように気をつけてくださいね。

ポイント3:メッセージはコンパクトにまとめる

広告のクリエイティブを制作する上で、広告文章のわかりやすさも重要になります。ユーザーの目を引くことができても、訴求ポイントがわかりづらい広告文章では伝えたいメッセージは届けられません。

一般的に人が一瞬で認識できる文字数は10文字前後、苦痛を感じることなく読める横書き1行あたりの文字数は20文字程度と言われています。そのため、広告で使用する広告文章では短くわかりやすいキャッチコピーを使用するようにしましょう。

自社商品の訴求ポイントをコンパクトにまとめ、ビジュアル視点に置くことでよりメッセージ性が強調されるのでおすすめですよ。

Instagramで広告クリエイティブを制作する3つの注意点

Instagram広告でクリエイティブを製作する上では、気をつけなければならない注意点もあります。Instagramで広告クリエイティブを制作する注意点は以下の3つです。

Instagramで広告クリエイティブを制作する注意点
  • 冒頭で興味を引けるかが肝
  • 重要なコンテンツは中央に配置する
  • 動画広告は15秒以内に収める

それぞれの注意点について解説していきますね。

注意点1.冒頭で興味を引けるかが肝

「利用者がストーリーズのコンテンツの視聴にかける時間は、他のメディアよりはるかに短くなります。最初の画面からオーディエンスの注意を引き付け、速いテンポで彼らの注意をそらさないような広告を作成しましょう。」

引用元:https://www.facebook.com/business/help/304846896685564?id=2331035843782460

公式でも説明されている通り、ユーザーは瞬時にコンテンツをより詳しく見たいか、見たくないかを判断しています。日常的に速いスピードでコンテンツを消費しているからこそ、ユーザーが手を止めたくなるようなクリエイティブ製作を心がけなくてはいけません。

ユーザーの興味を引くクリエイティブにするために、冒頭で自社ブランドを示し短時間の視聴でも認知してもらえるように工夫しましょう。特に、動画の冒頭3秒で続きを見たいと思わせることを意識して製作してみてくださいね。

注意点2.重要なコンテンツは中央に配置する

Instagram広告でクリエイティブを製作する際は、重要なコンテンツは中央に配置しましょう。なぜなら、Instagramストーリーズ広告では画面上部の約14%(250ピクセル)の範囲はアカウント名やアイコン、アクションボタンが表示されるからです。

自社のロゴやキャッチコピーなどを上下約14%に配置してしまえば、アクションボタンなどと被ってしまい効果が薄れてしまいます。また、ユーザーが使用するスマートフォンの画面サイズによって上下約14%の配置も変わるため、重要なテキストやロゴの配置は避けたほうがいいでしょう。

上記で解説した通りユーザーの視点は画像や動画の中央に約6割集中しているので、重要なコンテンツは中央に配置するといいですよ。

注意点3.動画広告は15秒以内に収める

動画広告の最大再生時間は120秒となっていますが、広告を製作する上では15秒以内に収めるように製作しましょう。ストーリーズ広告では15秒を超えてしまうと動画は分割されてしまい最後まで見てもらえない可能性が高いからです。

Instagramを利用しているユーザーは若いユーザーが多く長すぎる動画は好まれません。広告を見る若いユーザーの集中力は8秒しかもたないという調査報告もあるからこそ、長すぎる広告は視聴率が下がる一方です。

広告を見るユーザーの特性を分析し、費用対効果の高い広告運用を実施しましょう。動画広告を製作する際は15秒以内に収まっていること、8秒以内でユーザーを引き込む内容になっているか意識するといいですよ。

Instagramの広告クリエイティブおすすめ参考事例3選

Instagram広告クリエイティブのポイントや注意点は理解できたでしょうか?ポイントや注意点を活かして広告クリエイティブを作成する上で、「デザインのイメージが思い浮かばない…」と思う方もいるでしょう。

そんな方のために、効果的な広告クリエイティブが作成できるよう、最後に参考にするべき3つの広告クリエイティブを紹介します。

  • 「バイトル」 
  • 「モンスターストライク」
  • 「株式会社ツヴァイ

今回は、真似しやすくわかりやすい広告クリエイティブを集めたので、ぜひ参考にしてみてください。ではそれぞれ解説していきますね。

1. バイトル

出典元:https://business.instagram.com/success/baitoru/

日本最大級のアルバイト・パート求人サイトを運営するバイトルは、若年層による利用の成長が著しいInstagram広告を活用してきました。アプリインストールの最大化を目的にストーリーズ広告の配信を導入。

ストーリーズ広告にフィードとクリエイティブを共有できる新機能を活用し、フィード用に展開していた1:1の静止画をストーリーズにも展開させました。フィード用の広告素材を使用することで、より少ない手間でInstagram内のあらゆる配置に広告を展開。

フィードとストーリーズでクリエイティブが共有できることで、使用可能な素材が5倍以上にも増えたことによって、効率的に獲得数を伸ばすことに成功し以下の成果を得られました。

出典元:https://business.instagram.com/success/baitoru/

2.モンスターストライク

出典元:https://business.instagram.com/success/xflag-inc/

モンスターストライクを運営するXFLAGスタジオは、ユーザーの休眠復帰施策として以前よりFacebook広告を活用していました。日本国内での休眠ユーザーの復帰を最大化する目的でユーザー数急上昇中のInstagramフィード広告を導入。

既存キャンペーンとInstagram配信キャンペーンの両方でテストを行い、Instagramの活用余地を検証しました。ゲーム内イベントの発生時期を避けフラットに広告効率が検証できる時期で実施。

結果として、既存キャンペーンと比べInstagramフィード広告を加えたキャンペーンの方が大きく成功し以下の成果を得られました。

出典元:https://business.instagram.com/success/xflag-inc/

3.株式会社ツヴァイ

出典元:https://business.instagram.com/success/zwei/

結婚相手紹介サービスを運営する株式会社ツヴァイは、ターゲットである若年層の女性への接点を最大化する目的でInstagramストーリーズ広告を活用してきました。更なるコンバージョン効率を向上させるためにストーリーズカルーセル広告を導入。

一般のユーザーが使うステッカーやテキストを活用し、オーガニック投稿に馴染ませました。あえて左右へのタップを促すことで、見た人が興味を引かれる能動的な視聴選択する仕掛けを実施。

カルーセル広告のチャプター分けの機能を最大活用することで、よりストーリ性を高めることができ以下の成果を得られました。

出典元:https://business.instagram.com/success/zwei/

効率よくInstagramで広告効果をあげるには

Instagramの広告クリエイティブを作るポイントを知り、これから出稿しようとしている人のなかには、

「かけた費用以上に広告効果が得られるかな…」
「知識がない状態から始めて集客や商品の購買へつなげられるか心配…」

と不安な人もいますよね。

Instagram広告は少額から出稿できる点や効果測定のしやすさから、SNS広告の運用経験がない人でも手軽に始められます。

ただし、一度の出稿で集客や商品の購買につなげられるほど、Instagram広告は簡単ではありません。むやみに広告を出稿しては、必要以上にかけた時間やお金を無駄にし、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「X-knockの広告運用サービス」です。

X-knockでは、次のような広告運用に関する課題が解決できるよう、3つのサービスを提供しています。

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課題課題解決につながる提供サービス提供サービスの詳細
どう広告を運用していけばいいのかわからない①広告運用代行サービス戦略の立案から出稿の調整まで、広告運用に関わる作業を代行してもらえる
自社のサービスの成約数がなかなか上がらない
獲得単価が高くなり、予算を圧迫している
②Web広告診断サービス現状のWeb広告の問題点を抽出し、改善策を診断してもらえる
広告を理解した担当者が自社にいない③広告運用コンサルティング広告運用のプロが広告運用担当者を育成

事前のヒアリングを通じて、集客や商品の購買につながる解決策を提示してもらえるため、抱えている悩みや課題が漠然とした状態でも気軽に相談可能です。

「2ヶ月でCPA(顧客獲得単価)を124%改善」「3ヶ月でCPAを167%改善」などの実績からも、X-knockの広告運用サービスなら、集客や商品の購買に直結するInstagramの広告運用が進められるといえます。

なぜX-knockの広告運用サービスが効果的に目的の成果を実現できるのか気になる人は、公式サイトから詳細をご覧ください。

まとめ

今回は、Instagram広告クリエイティブを製作する上での3つのポイントや注意点について解説しました。Instagram広告の効果を高めるなら、以下3つのポイントを意識して広告クリエイティブを制作するといいですよ。

広告クリエイティブを制作するポイント
  • インパクトあるクリエイティブを意識する
  • クリエイティブの画質にこだわる
  • メッセージはコンパクトにまとめる

広告配信の目的を達成できるよう、是非取り組んでみてくださいね。今回の記事を参考にして、あなたのInstagram広告配信へ助力になれば幸いです。

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