最低予算111円?Instagramの広告料金と効果を出すポイント

これからInstagramで広告を出そうと考えている方の中には、

「Instagramの広告料金が知りたい!」
「料金設定の仕組みがわからない…」
「費用対効果の高い広告を出したい!」

といった疑問や悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか。

せっかく広告を掲載するのであれば、かかる費用や料金設定は知っておきたいですよね。また、料金設定を理解した上で費用対効果の高い広告を出したいと考えている方もいるはず。

そこで今回は、Instagram広告の料金設定をご紹介。最低費用や課金の仕組みはもちろん、Instagram広告で費用対効果を高めるポイントまで解説します。

この記事でInstagram広告の料金設定や費用対効果を高めるポイントを理解し、あなたのビジネスへ有効活用しましょう。

それでは参ります。

Instagram広告の料金設定とは?

結論から伝えると、Instagramでは広告の料金を自由に調整できます。セルフサーブ型(運用型)の広告媒体になる為、広告料金から配信期間まで自由に調整できるんですよ。

つまり、資金力のある大企業だけではなく、資金力の少ない企業や個人でも効果的な運用ができるのがInstagram広告の特徴となります。

Instagram広告の最低広告予算は1日111円から出稿でき、1ヶ月運用する場合は月3330円から広告出稿することが可能。費用相場は1日あたり1,000円以上、1か月では30,000円以上が目安となっています。

もちろん目的次第でInstagram広告にかける費用は変わるので、目的に合った適切な予算で広告運用しましょう。

“MEMO”
セルフサーブ型広告:目的に合わせて予算や配信期間を自由に調整できる広告のこと。複雑な手続きがなく、アカウント開設から支払いまですべてオンラインで完結するため、誰でも気軽に広告運用ができる。

Instagram広告にかかる4つの料金

Instagramでは広告にかける費用を下記4つの料金設定から自由に選べます。

  • CPM(インプレッション課金)
  • CPC(クリック課金)
  • CPI(アプリインストール課金)
  • CPV(動画再生時間に応じた課金)

選ぶ広告によって料金も変わってくるため、4つの広告それぞれの特徴を下記にて解説していきますね。

CPM(インプレッション課金)

CPM(Cost Per Mille)とは、広告が1000回表示される度に費用が発生する課金方式です。CPMでの広告課金は、企業やブランドの認知を拡大したい方におすすめですね。

また、CPMの場合広告をクリックされても費用が発生しないため、クリック率の高い広告を掲載できれば費用対効果の高い広告効果が見込めます。

ちなみに、CPMの費用は1回の表示で0.5円~1円と言われているため、1000回表示で500円〜1000円の広告費用が目安ですよ。

CPC(クリック課金)

CPC(Cost Per Click)とは、広告1クリック毎に費用が発生する課金方式です。CPCでの広告課金は、ページへの流入やコンバージョンを獲得したい方におすすめですね。

また、CPCの場合は広告がクリックされなければ費用が発生しないため、無駄な広告費用がかかりません。ユーザーの動向も追いやすく広告効果も分析しやすいのが特徴ですね。

CPCの費用は1クリックあたり40円〜100円が目安ですよ。

CPI(アプリインストール課金)

CPI(Cost Per Install)とは、広告を通じてスマートフォンアプリのインストールがされる度に費用が発生する課金方式です。CPIでの広告課金は、アプリ利用者を増やしたい方におすすめですね。

また、Instagramはスマートフォンから利用しているユーザーが多いため、アプリとの相性も良く費用対効果の高い広告効果が見込めます。

CPIの費用は1インストールあたり100円〜250円が目安ですよ。

CPV(動画再生時間に応じた課金)

CPV(Cost Per View)とは、動画再生が10秒以上される度に費用が発生する課金方式です。CPVでの広告課金は、商品をより深く理解してもらいたい方におすすめですね。

また、CPVの場合は動画再生が10秒以上されなければ費用が発生しない為、ムダな広告費用は発生しません。商品に興味のあるユーザーに向けて効果の高い広告運用が見込めます。

CPIの費用は1回の再生あたり4円〜7円が目安ですよ。

Instagram広告に費用対効果は見込めるのか

「Instagramの広告効果って他SNSと比べて良いの?」とこれまで読んできた中で気になっている方もいるはず。いくらInstagramの広告効果が良いとはいえ、他SNSと比べてみないことにはイメージが湧きませんよね。

しかし結論、Instagram広告は他SNSと比べて効果が見込めるとは一概に言い切れません。とはいえ、他SNSと比べて効果を出しづらい広告だというわけでもないんですよね。

なぜなら、広告の効果は配信する目的とメインターゲットによって変わるからです。あなたが広告配信する目的とメインターゲットがInstagramと親和性が高ければ効果を見込めます。

逆に、広告目的とメインターゲットがInstagramと親和性が低ければ効果は見込みづらく、他SNSの方が効果を見込める可能性がありますよね。このように、広告配信で効果を出すには広告配信する目的と手段、メインターゲットとの親和性が高いか調査をして適切なSNSで広告配信することが重要ですよ。

以下に主要SNSの特徴をまとめておくので、調査をする際の参考にしていただければ幸いです。

SNS名ユーザー数性別比率(男性:女性)アクティブユーザー層広告課金
Instagram3300万人  3:720代・30代・40代CPM・ CPC・ CPV・ CPI
Twitter4500万人  5:520代・40代CPM・CPC ・CPV ・CPI ・CPF(フォロー課金)
Facebook2600万人  6:4 40代・50代CPM・ CPC
LINE8600万人  5:520代・30代・40代・50代画像広告はCPM・ 動画広告はCPC

Instagram広告で費用対効果を高める4つのポイント

「Instagramで費用対効果の高い広告を出すにはどうしたらいいの?」と疑問を抱いている方に向け、ここからは下記4つのnstagram広告で費用対効果を高めるポイントを解説します。

ポイント
ポイント1:ターゲットを明確にする
ポイント2:十分な予算を用意する
ポイント3:インパクトのあるクリエイティブを作る
ポイント4:データを元にPDCAサイクルを回す

それぞれのポイントについて、以下で解説していきますね。

ポイント1:ターゲットを明確にする

ターゲットユーザーを明確にしなければ、広告配信では必ず失敗します。なぜなら、誰に向けて配信するか定まっていなければ、広告配信の目的を達成できないからです。

例えば、あなたがダイエット商品を販売する目的で広告配信する場合、ターゲットユーザーを明確にせず広告配信しても効果は得られないでしょう。やみくもに広告配信するのは広告費のムダになるだけです。

ダイエット食品を販売する目的を達成するには、ダイエット食品を買ってくれそうなユーザーを明確にする必要があります。ダイエット食品を買ってくれそうなターゲットユーザーを考えると以下の候補があげられますよね。

  • ダイエットをしようと思っている人
  • ダイエットを始めた人
  • ダイエットを諦めた人
  • ダイエットをしているが、効果がでてない人

上記の候補の中から一番商品を買ってくれそうなターゲットユーザーを選びましょう。その上で、ターゲットユーザーへ狙った商品PRや広告制作・配信をすることで効果の高い広告配信ができますよ。

ポイント2:十分な予算を用意する

Instagramは小額で広告配信しやすい一方、目的に適した予算で広告配信しなければ効果を得るのは難しいでしょう。なぜなら、少額の予算では広告を出す期間も限られ、ユーザーへ認知してもらう機会も少なくなるからです。

例えば、Instagram広告の最低予算111円で広告配信したとします。リーチ単価(1リーチにかかった費用)が1円だった場合、111円だと111人のユーザーにしか表示できません。そこからクリック率が2%だとすると、11人中2人のユーザーしか広告をクリックしない計算になりますよね。

このように、広告予算が少なければ広告をユーザーに届けることができません。広告の目的を達成する為には、届けたいユーザーに広告配信できる十分な予算を用意しましょう。

また、下の記事ではInstagram広告の費用相場について詳しく解説しているので、良ければ参考にしてくださいね。

Instagram広告の費用相場はいくら?課金方式や効果を出すコツも紹介

ポイント3:インパクトのあるクリエイティブを作る

Instagramは写真や動画で視覚的に商品PRできる一方、ユーザーの目を引くクリエイティブを制作できなければスルーされてしまいます。広告を制作する上で、広告を見るユーザーが思わず手を止めてしまうような広告を意識して制作しましょう。

ユーザーが思わず手を止めてしまうような魅力的な広告を制作できれば、ユーザーの目に止まり口コミや拡散によって効果の高い広告を配信できます。インパクトのあるクリエイティブを制作するには、以下のことを意識してみるといいですよ。

  • 伝えたいメッセージを一番最初にもってくる
  • わかりやすく数字をつかう
  • 少ない文字で簡潔にメリットを伝える

ポイント4:データを元にPDCAサイクルを回す

Instagram広告で効果を得るには、長期的運用で効果測定を行うことがベスト。広告を出したままでデータを元に改善することをしなければユーザーの反応率も上がりません。

広告を出すことが目的になってしまい、ユーザーの反応率も悪ければ本末転倒。本来の広告配信の目的を達成する為に、広告出稿後ユーザーの反応率やデーターを測定することを忘れてはいけません。

測定したデータを元に何が問題で、どう改善するか明確にし、改善を繰り返しましょう。このサイクルを続ければ、あなたの広告配信の目的達成速度も速まるはず。

より速く広告配信の目的達成するには、広告管理画面上で見れる基本的数値は必ずチェックして改善するようにしましょう。

  • CTR(Cost Per Mille): クリック率
  • CPC (Cost Per Click):1クリックあたりのコスト
  • CT(Click Through):クリック リンクがクリックされた回数
  • リーチ単価:1リーチあたりのコスト
  • CV(Conversion):コンバージョンの数
  • CVR(Conversion Rate):クリックされた回数のうち何件CVしたか
  • CPA(Cost Per Acquisition):顧客1人あたりのコンバージョン単価

また、下の記事ではInstagramの広告効果について解説しているので、より詳しく知りたい方は良ければ参考にしてくださいね。

Instagram広告の効果はない?失敗例からわかる成果を上げるコツ

Instagramで広告を出すなら代理店へ依頼するのも手段の一つ

ここまで読んできた方の中には、「実際にやってみて上手くいくか不安…」「広告へ力を入れたいけど人手が足りない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

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まとめ

今回は、Instagram広告にかかる料金から課金方式、費用対効果を高めるポイントについて解説しました。
Instagram広告で費用対効果を高めるなら、以下の4つのポイントを意識して広告配信を行うと良いですよ。

  • ポイント1:ターゲットを明確にする
  • ポイント2:十分な予算を用意する
  • ポイント3:インパクトのあるクリエイティブを作る
  • ポイント4:データを元にPDCAサイクルを回す

あなたの広告配信の目的を達成できるよう、是非取り組んでみてくださいね。今回の記事を参考にして、あなたのInstagram広告配信へ助力になれば幸いです。